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空間をテーマに活動する実験ユニット、レイアウトが #オープン社内報 をはじめます

こんにちは、レイアウトです。レイアウトは、株式会社ロフトワークが要する事業ユニットで、主に空間をテーマに活動しています。

特徴的なのは、空間の企画(考える)から設計(まとめる)、開発(つくる)、運営(育てる)まで一気通貫で担えることで、建築設計事務所やデベロッパー、コンサルとも違う総合プロジェクトを推進できること。これまで100BANCHSHIBUYA QWSAkeruEなどのプロジェクトに携わってきました。

オープン社内報をはじめる2つの理由

普段、空間やコミュニティと向き合っている私たちが「オープン社内報」と題してnoteで発信を始める理由は大きく分けて二つあります。

一つ目は、プロジェクトの事例や社内で行っている実験について発信するため。レイアウトは空間にまつわる様々な実験を繰り返しながら、場のあり方を再編集する実験ユニットです。

クライアントワークはもちろん、最近では、オフィスに出社したときの生産性と創造性をあげるワークプレイスの形を模索する『Donuts Basecamp Project』や「自然とのつながり」を意味するバイオフィリックデザインのアプローチを取り入れて、実のなる植物や野菜などをオフィスで育てる実験をしています。

このnoteではそんな実験で得られた結果やメンバーの気づきを発信していきたいと思っています。

二つ目は、私たちが携わる施設の「運営」について言語化し、より良い施設運営のあり方を模索するため。様々なプロジェクトの企画に携わる一方で、運営業務も行っているのがレイアウトの特徴の一つ。「ロフトワークはディレクター集団」というイメージを持っている方からすると、驚かれる方も多いかもしれません。

ですが、普段運営に携わっていると、あらゆるところで性別、年齢、業界業種の垣根を越えたオープンコラボレーションを生み出す場のニーズの高まりを感じることがあります。そこで、これまで100BANCH、SHIBUYA QWS、AkeruEといった施設を運営してきた経験を活かし、運営陣のしくじり話なんかも交えた発信を通じて、サステナブルでより良い施設運営のあり方を考えるきっかけを作っていきたいと思っています。

……と、外向けに発信すると言いつつ、これを「社内報」としているのはレイアウトに属するメンバー間でのインナーコミュニケーションのツールとしても使ってもらいたいから。拠点が複数あるレイアウトメンバーが集まる機会は、決して多くはありません。

そこで、お互いが「今どんなことをオフィスでは実験しているんだっけ?」とか「運営ってこんなこともやっているんだ!」という一面をあえてオープンな場所で文字にすることで、自分たちの属する組織への理解やモチベーション向上に繋がるんじゃない? とレイアウトに属する新人たちは考えました。いわばこれも一つの実験です。

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「覧古考新」とは

ロゴも作りました!

プロジェクト名は「覧古考新」と名付けました。「覧古考新」には「古い事柄を顧みて、新しい問題を考察する」という意味があります(出典は前漢の歴史書である中国古典「漢書」)。

今、世の中は複雑な課題に溢れていますが、どんな課題に対しても、23年間、ロフトワークがすべての人にある創造性を信じて生み出してきたプロジェクトの事例から得られるものがあるはず。また、このアカウントでの記事もどんどん「更新」していきたいという意味も込めています!

場づくり、コミュニティに興味のある方へ

2023年1月に撮影した集合写真。みんなでお参りもしました⛩

現在、レイアウトの仲間(社員・アルバイト)になってくれる方も募集しています。採用情報は下記をご覧ください!

Text, Edit: Moriya Ayuka (LAYOUT)
Graphic:Suzuki Hanami  (LAYOUT)



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