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老子「そんなことだと滅びるよ?」成功!勝利!で目立ちたいあなたへ

こんにちは、らるです。

今日は、
無理して目立つのは本当にいいことか?
という話をしていきます。

今は、間違いなく
目立つことに価値のある時代です。

インターネットの発達で
誰もが発信者になれるようになりました

受信する人の数に対して
発信する人の数が大きく増えたということです。

つまり、受信する人の
選択肢が大きく広がったということです。

例えば、動画を例にあげると
ひと昔前は
テレビを見るか
DVDを借りてくるか
位の
選択肢が主流でしたが

今となっては
YouTubeに無数のコンテンツがあり

映画やアニメ動画サイト
安価で大量に見ることができます


モノを売るという例でみても

以前は、
お店に行って直接買うしか
出来なかったのに

今となっては
インターネットで
世界中のあらゆるものを、
自宅に居ながら
買うことができてしまいます


このように選択肢が広がると
受信する側は選び放題です。

そして、発信する側は
何とか選んでもらえるように
頑張る必要
が出てきます。

どうやって選んでもらうか?

モチロン、
発信するコンテンツの質を
上げるというのは大切です。

いいものが選ばれる…という
側面はあります。

ただ、もっと大切なのは
目立つことです。

選択肢が無数にある以上
全て中身を吟味することはできません。

まず、目立つものが無い限り
中身を見てもらえない
のです。

極端で
刺激的で
とがった特徴のあるような

そういったものに
人の手は伸びがちなのですから


売れたければ
無理をしててでも
目立つことは必須
です。

私は○○するだけで○○万円稼ぎました!
○○だけで人生が一気に好転しました!


…のような、ちょっと強引な位に
強烈に成功を訴えてくる謳い文句が、
横行しているのも

今の時代においては納得いくことです。

目立つの大好き!
自分の成功を誇るのが大好き!

…と言う人は、
それも良いのかもしれません。

ですが、いくら目立つことが
価値を生む時代だから…と言って
無理をするのはお勧めしません。

老子はこんなことを言っています。

「道」に従うすぐれた人は、
勝利をおさめたらそれでやめる。
さらに進んで無理に相手を
おびやかそうとしたりはしない。
勝利をおさめても、
それを誇って尊大にかまえたりすることがなく、
勝利をおさめても、
それを鼻にかけて自慢したりすることがなく、
勝利をおさめても、
それで傲慢になることがなく、
勝利をおさめても、
それをやむをえないことであったとする。


P104

勝利しても
誇らない、自慢しない、傲慢にならない

それどころか
やむをえないことであった、としてしまう。

「目立つ」ことなど考えない
むしろ、真逆のあり方です。

それは、なぜなのか? と言うと…

ものごとは強壮であればあるほど、
無理なことをして老衰へとすぐ落ちこむ。
これこそ、「道」に従わないということだ。
「道」に従わないのでは、すぐに滅びてしまう。

P107

無理に成功を誇示しているようだと
滅びてしまうからです。

世の中の流れに合わせる…というのも
一つの生き方ではありますが

それが、あなたにとっての
あるべき姿なのか
無理をしてはいないのか

そこは、自分に問い続けていく
必要があるでしょう。

無理をする者は、滅びます。

まとめ

今は目立たないと売れない時代
成功、勝利を誇示して目立つのは
時代のトレンドには合っている

一方、老子は
勝利を誇示する生き方を否定する
なぜなら、無理にそういうことを
する者は、滅びてしまうから
である。






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