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労働との距離感を適切に保てているか【2人の方の話を聞いて】

人と話すのが好きです。
らるです。

先日、1日の間に2人の人と
それぞれお話する機会がありました。

お二人とも、興味深い話を
してくださっていて
私としては楽しい時間を過ごせて
良かったなぁ…という感じでした。


二人の話において
「労働との距離感」が非常に対比的だなぁ
…と思ったので紹介します。


ボロボロの組織、同僚は過労から障害を抱え、本人も2度の休職…

一人目の方は、
非常につらい労働環境にいる方でした。

お話を聞いてくと
組織の体制に非常に問題があり
マネジメントが機能不全になっていて

元々ハードな仕事な上に
直属の上司「ではない」人から
指示が飛んできた

環境がキツくて人が抜けていくので
さらにその分の仕事が乗ってきたり

さらに、人間関係もゴタついていて…

話を聞く限り、
私なら絶対に働きたくない
…と思えるような職場
でした。

それでも、その方は
後輩思いの責任感のある方だったので
一生懸命働き続けていたそうです。

ただ、その頑張りもずっと続けることは
難しく、休職することになり
復帰後は、別の部署で働くことになりました。


復帰後、部署を変えて
お仕事自体には
面白さも感じているそうで
今後の展望も含めて、イキイキと
語ってくださっていました。

一方で、会社そのものの環境が
悪いという点は変わっておらず

つい最近も、一緒に仕事をしていた同僚が
過労から倒れ
、復帰はしたものの
身体に障害を抱えてしまったとのこと


私だったら、すぐにでも
逃げ出したくなってしまいそうな職場ですが
それでも、働き続けているのは
スゴイな…と感心しつつ、心配もしてしまいました。


そんな組織なので
今回お話を聞かせてくださった方も
会社を変えることを含めて
検討中なのだそうです。

いい選択ができることを、祈っております。


自分を大事に、を最優先に。友人を頼って旅をしている方

二人目の方は、私とあった時点で
10日以上続く旅行の途中でした


「この駅は、ここから眺めるのが最高なんですよ!」

「高層ビルも好きなんですよ。」
「窓に映る空が、良い表情を見せてくれるんです。」

…などなど、今まで、私が全く気付かなかった
素敵な視点をくださったり


「泊めてくれたお友達が素敵な人で、
 すごく楽しい時間を過ごせて…」

「旅の途中で出会ったおじいさんが素敵な方で
 地元を親切に案内してくれて…」

…などと、旅の思い出を語ってくださいました。


いい旅をしているんだな…と
こちらも温かい気持ちになりました。


今、その方は仕事はされていないそうなのですが
今後、仕事に復帰するにしても
「自分を大事に」を最優先に
「できないことを無理にしない」

ということを仰っていました。

私は、このスタンスが好きで
お金をいくら稼いだところで
健康を失えば何にもなりませんから
最優先は自分でいい
と思っています。


この2人の話を聞いていて
改めて、「労働との距離感」を
考えさせられました。

生きるために働く…は
当然のことのよう
ですが

その前提には、
健康で幸せに生きたい
があるはずです。

その前提を忘れてしまうと
健康を害するような状況になっても
労働から逃げる選択肢が見えなくなってしまう
(=労働との距離感が近すぎる)
のではないでしょうか。

とはいえ、全く労働をしなければ
お金には困りがちになりますので
それはそれで幸せから遠ざかります。

労働との距離感を適切に保ち
バランスの取れた選択をしていく

難しい話ではありますが
やっぱり、それが大事なんだと思います。

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