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やっぱりショートスリーパーは…

こちらのアベプラの話題から、堀大輔さんのYouTubeを観させてもらった。

なるほどなぁ、と思う所は多くあり実りがあった。
が、胡散臭さはどこまでも拭えなかった。
こういうページも胡散臭い商品ページのテンプレートを使っているし、どうなのだろう、と…

なかなかのいいお値段である。

Nature sleep カリキュラム(上記ページ引用)

が、このように最初から値段を記載していることは良いとは思う(ただ、めちゃくちゃ下の方だったので、ここまで読む前にこの常時表示されているデカいボタンを押すような気もするが…)

アベプラの放送のときも遺伝率の話をしていたが、最近の動画でこちらで話をしていた。

が、別にこれがショートスリーパーが遺伝では決まらないという反証にはなっていない。むしろやっぱり遺伝子が大きいんじゃないの?と考えざる得なかった。成人してからの睡眠時間なんて環境によって違うのが当たり前で、それがその人の必要な睡眠時間とは関係ないからだ。
ショートスリーパーの遺伝子を持っている人も、それに気付かず7,8時間寝て体調を崩している方もいるわけで。

また、この方の30分睡眠+パワーナップ15分は、ショートスリーパーでも脳にはよくないのではないかという結論になった。

「睡眠は身体に悪い。」
これに関しては、今までまったく意識してなかったので、言われてみればそうだよな。と、納得はした。
(体温は下がるし、動かないし、水分補給もしないわけだから)
しかし、起きている時にどうしても稼働し続ける脳や目に関しては、ノンレム睡眠の休息時間が数時間、必要になるのではないだろうか?
そこを仮に訓練でノンレム睡眠をコントロールして出来るからと言って、30分、1日45分では足りないと思う。
しかも訓練で誰でもノンレム睡眠をコントロール出来るようになるというのも、現状信じ難い。
これを『「睡眠産業」的な陰謀のため』とか言いながら否定的な意見を言われてると、「うわぁ…」となってしまう。

ただこの方の生活スタイルであれば、確かに30分+15分でも生活は出来るのかな?とは思った。
それは日に何度も行っている筋トレと入浴は、頭を使わなくても可能だからだ。
マインドフルネス瞑想的な状態で、こういった時間を過ごしていれば、脳は休まるだろうな、と。
ただ、睡眠の状態よりは休まる効率は悪いと思うので、良いとは思えない。

また、遺伝子でショートスリーパーかどうかは決まるという話になると、「では遺伝子検査をしたことがある人はいますか?」的な返し文句が好きなようだが、それも胡散臭さに拍車がかかった。

多分、こういう言い方をする人に引っ掛かってしまう人は多いのだろうなぁ、と…
こんなものに頼らなくても、冷静に自分の状態と向き合えば、自分にあった睡眠時間は見つけることが出来ると思う。
それは彼には陰謀のようだが、睡眠の質(ノンレム睡眠の比率)を上げる寝具を使用すれば、多少増減する。しかし30分になることはないはずである。

彼に言葉で参考するなら、「今までの睡眠の知識で思い込むな」ということだけだと思う。アナタがどの程度ショートスリーパーよりなのかロングスリーパーよりなのかは、アナタで判断が可能なはずである。
(不確かな情報で、不健康な睡眠時間になってしまう人が少しでも減りますように…)

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