やりたいことの中には、やりたくないことが含まれている
いろんなことがやりたいのに続かない
私達はいろいろな目標を胸に、新しい習慣にチャレンジします。
ダイエットしたい
資格を取得したい
早起きしたい
noteをいっぱい更新したい
など、やりたいことがいっぱいです!
でも、なぜかやりたいことをやっているはずなのに、続けるのが難しいです。不思議ですね。
やりたいことの中にやりたくないことが含まれている
それはやりたいことの中には、やりたくないことが含まれているからです。
先程の例の中で、やりたくないことを抽出してみます。
ダイエットしたい→甘いもの・食事を制限、運動、ジムに行くお金と時間がかかる、空腹との戦い、ダイエット失敗すると落ち込む
資格を取得したい→勉強時間の確保、ただでさえ時間がないのに時間を作らなければならない、勉強をして不合格になると時間と労力が水の泡
早起きしたい→至高の二度寝タイムがなくなる、早く寝ないとだめ、生活リズムを変えないといけない
noteをいっぱい更新したい→文章を書く時間をとらないといけない、せっかく書いても読んでくれないかも
などなどです。やりたいことの中にはやりたくないことがこんなにも含まれているんですね。
新しいことを始めるタイミングというのは、勢いがついていて「やってやる!」という気持ちになってることが多いです。
そして理想のゴールがキラキラ輝いてて、途中の凸凹道がみえなくなっていることが多いです。
しかし、一度寝て、起きると勢いもなくなり、冷静に目の前の凸凹道が見えてくるようになります。
そうして「やりたいことの中のやりたくないこと」が見えてくるのです。
やりたいことを分解する
ではどうすればやりたいことを実現できるのでしょうか。
それはやりたいことを分解するといい場合があります。
「問題は解決できるサイズまで小さくする」のが、問題解決能力を上げるコツです。
ダイエットの例
ダイエットするという目標は人により定義が曖昧なので、一度前提を固めます。「体重が現状より10kg落ちた状態になる」を目標にします。
体重を10kg減らすためには、約70,000kcalのエネルギーを消費する必要があります。この計算は、1kgの体脂肪が約7,000kcalに相当するという一般的な見積もりに基づいています。
つまり、目標の締切の期間までに70,000kcalのエネルギーを消費すればいいという理屈になります。仮に1年(365日)で10kg痩せたいなら、1日あたり191kcal消費すればいいだけです。
摂取エネルギー ー 消費エネルギ = -191
となる生活を1年間過ごせばいいということがわかります。
ここで先程のダイエットしたい、に対するやりたくないことをもう一度持ってきます。
甘いもの制限
食事制限
運動
ジムに行くお金と時間
空腹との戦い
ダイエット失敗
などなどです。
これらの中で本当にやりたくないことがあるのであれば、それはやらないで他の方法を考えて実行するといいと思います。
その結果、毎日-191kcalの出納になるような生活をすればいいだけです。
その例として、1日1万歩あるく習慣を身につける。みたいな感じです。エレベーターではなく階段を使う。1駅くらいは歩く。みたいな小さな積み重ねで1歩でも多く歩けるような習慣を身につける。それだけでも十分な場合も多いです。
やりたくないことをやらないで、やりたいことを実現するにはどうしたらいいか、真剣に考える
大抵の人は親や学校教育でこう刷り込まれています。
苦労しないと成果は得られない
苦労は買ってでもしろ
石の上にも三年
これは「我慢して言うことを聞け」みたいな社畜メーカーを量産する時代のマインドです。
過度な労働を正当化
無理な目標設定
自己犠牲の美化
成果ではなく、プロセスの苦痛を評価
といった、高度経済成長期の日本を象徴するようなマインドですね。
最近の大手中古車販売業者を彷彿させます。
こういったことはただの刷り込み、洗脳なのでさっさと正しいマインドで上書きしましょう。
正しいマインドはこれです。
「やりたくないことをやらないで、やりたいことを実現するにはどうしたらいいか、真剣に考える」
です。
例えば
「ものすごいアプリ開発のいいアイデアがあるんだけど、いまからプログラミングの学習をするのはハードル高いなー」
って考えている人がいるとします。
ここで、
「やりたくないことをやらないで、やりたいことを実現するにはどうしたらいいか、真剣に考える」
のマインドを持ってきます。
すると
私がプログラミングを習得してコーディングできる必要はない
企画書を書くスキル、PM(プロジェクトマネジメント)のスキルをみにつけて、あとは得意な人に任せよう
お金もないから、クラウドファンディングを利用しよう
クラウドファンディングはやったことないから、経験者におねがいしよう
みたいな、やりたくないことをやらずに、やりたいことを実現する方法が見えてきます。
脳は(無意識は)ものすごく優秀です。きちんと前提を整えてあげると、答えを出してくれます。前提が曖昧だったり、指示が曖昧だと脳(無意識)は、誤った答えをだします。
ん?これはChatGPTと似ていますね。
それもそのはずです。AIは人間の「学習」をモデリングしたものですから。だから「機械学習」と言います。
だから我々はChatGPTのプロンプトを考えるように、自分の無意識にも適切な情報を与えるスキルを身につけるべきです。
マインド形成に役立つ本をまとめたリストを作っていますので、ぜひ参考にしてください!
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