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【大学入試】記憶の宮殿という丸暗記するテクニックを習得する【資格試験】


円周率100桁の暗記は余裕

みなさんは円周率を100桁暗唱できますか?
私はできます💦
というのも一時期勉強ばかりしていた時期に、記憶についてかなり勉強したからです。
大学受験や、資格試験の最後はやはり丸暗記だと思います。
機械的に何度も声に出すのももちろん有効ですが、記憶の宮殿を知っていると圧縮して一度に、直前に覚えることができるのでおすすめです!

TED 誰でもできる記憶術


その中でも記憶の宮殿というテクニックが大好きです。
TEDでもとりあげられたことがあって、この動画がかなりお気に入りなのでまずはこれをご覧ください。

ジョシュア・フォア: 誰でもできる記憶術 日本語

個人的には英語の方が好きです。日本語字幕もできます。

簡単な記憶の宮殿の例 桃太郎記憶法

桃太郎の話は記憶していますか?
これはたいていに人の頭に入っていると思います。
桃太郎に、覚えたいものを貼り付けていきます。
桃太郎記憶法です。今名づけました。
登場人物を順番に羅列します。

  • おじいさん

  • おばあさん

  • 桃太郎

  • きじ

この順番が大事です。

数値変換:数字を文字にする

あ行1 か行2 さ行3
た行4 な行5 は行6
ま行7 や行8 ら行9
   わ行0
みたいに変換します。

3.141592653589だと3をのぞいて、
14 → おと (あ行1 + た行4)
15 → あな (あ行1 + な行5)
92 → らく (ら行9 + か行2)
65 → はな (は行6 + な行5)
35 → すな (さ行3 + な行5)
89 → ゆり (や行8 + ら行9)

 桃太郎と文字変換した円周率を組み合わせる

  • おじいさん: 14 → おと (あ行1 + た行4)

  • おばあさん:15 → あな (あ行1 + な行5)

  • 桃太郎:92 → らく (ら行9 + か行2)

  • 犬:65→ はな (は行6 + な行5)

  • きじ:35 → すな (さ行3 + な行5)

  • 猿:89 → ゆり (や行8 + ら行9)

ストーリー化する

おじいさんは「おと」に敏感です。
おばあさんの趣味は「あな」を掘ることです。
ももたろうは「らくだ」に乗って旅に出ようとしたところ、止められました。
犬は「はな」がつまっていて何も匂いを嗅げません。
きじは「すな」まみれになっていてきたないです。
猿は「ゆり」の花の押し花を形見にずっと持っています。

目をとじてストーリーを想起する(思い出す)

ストーリーができたら、それを思い出します。
脳は現実と空想の区別がつきませんので、この想起により一度体験することになります。
「えっと、桃太郎だから、おじいさん、おばあさん、桃太郎、犬、きじ、さるだったよな」
「おじいさんは、なんかHSP傾向、、そうそう音に敏感。おとだから、あ行で1、た行で4」
「おばあさんは、確か変な趣味があった。そうそう、穴掘り。あなだから、あ行で1、な行で5」
みたいな感じで想起します。

どうでしょうか?あとは淡々とこの作業を続けるだけです。

脳は現実と空想の区別がつかない

人間の脳は現実と空想を区別しません。
一度体験したことを何度でも脳内ので体験することができます。
そのフラッシュバックを現実のことと区別することなく、脳は体感してしまいます。これがいわゆるPTSDというものになります。

そこまで行かななくても、われわれは光点の集合(スマホやPCのディスプレイ)でものを認知しますし、文字列の集合(小説や本)で涙したり、笑ったりします。これは脳は現実と空想を区別していない結果であるといえます。
いくら「これはただの文字」と理解していても、リアリティが小説の世界に入ってしまうと、脳はそちらを現実として捉えてしまい、涙するのです。

記憶の宮殿は

  • 仮想のストーリーを作り

  • そこに覚えたいものを貼り付けて

  • 体験する。

という、心理学的にかなり理にかなった記憶法であるといえます。
催眠療法やアファメーションなども同じ理屈です。そしてその分野が私の得意分野になります。
頻出分野丸暗記ストーリーのインストール講座とか需要があるなら作ってみたいです。他にも記憶に関する心理学的なツールはたくさんあります。
またコメントください!

人によって得意な感覚は違うので、ストーリーも変わる

自分の得意な感覚があれば、それをストーリーに盛り込んでいきます。その方が効率的なですから!

共感覚について

共感覚(Synesthesia)について簡単に説明します:

  1. 感覚の融合: 共感覚は、一つの感覚が刺激された時に、自動的に別の感覚が同時に活性化される現象です。例えば、音楽を聞いて色を感じるなど。

  2. 個人差が大きい: 共感覚の体験は人によって異なります。ある人には色が見えるかもしれませんが、別の人には形や味が感じられることもあります。

  3. 生まれつきの特性: 共感覚は、通常、生まれつきの特性として現れます。後天的に獲得されることは稀です。

  4. 感覚の連想: 共感覚者は、特定の音や文字、数字などに対して一貫した色や形などの感覚を結びつけます。

共感覚の例

  1. 色彩-聴覚共感覚: 特定の音や音楽を聞くと色や形が見える。例えば、ピアノの音が青色に感じられる。

  2. グラフェーム-色彩共感覚: 文字や数字を特定の色で見る。例えば、数字「5」が常に緑色に見える。

  3. 辞書-味覚共感覚: 特定の言葉や音が特定の味を引き起こす。例えば、「月曜日」という言葉が甘い味を感じさせる。

  4. 音楽-触覚共感覚: 音楽や特定の音を聞くと、皮膚に触れる感覚が生じる。例えば、バイオリンの音が手のひらにチクチクとした感触を与える。

  5. 数字-位置共感覚: 数字が頭の中で特定の空間的位置関係にあると感じる。例えば、数字「1」が空間的に「2」の右側にあると感じる。

  6. 時間-空間共感覚: 週や月、年などの時間の単位が特定の空間的形状や位置に関連付けられている。例えば、一年が円形に感じられ、6月が円の上部に位置する。

そこまで優位な感覚がなくても、色より音だな、感触だなといった自分の特徴を一度考えてみましょう。

おじいさんは「おと」に敏感です。

というストーリーもアレンジできます。
例えば色なら、音に敏感なので、ピンクのイヤホンをいつもつけています。
感触だと思ったら、音に敏感なので、すぐに耳を両手で塞いでしまいます。(感触をイメージ)
みたいな感じです。

書籍 ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由

このTEDの内容は本にもなってます

英語版もあります。
私はこちらを読みました。
アインシュタインとムーンウォーク!

記憶に関するnoteの需要があるかどうか不明なので今回はこのあたりにしておきます。
得意分野なので、ビューやスキ、コメントなどを総合的にみて、需要がありそうならもっとディープなところも書きたいと思います。
試行錯誤中です。
よければフォローおねがいします。
だいたい毎日書いています。

一人で作業するのが難しい方、自分で考えるよりも意見が欲しい方などはサブスクサービスもあります。初月無料、私が直接コーチングします。
軌道に乗るまで一緒に帆走します!

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