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公園日和

今日もスッキリと秋晴れの青空が広がっている。
こんな日は公園日和だな、とニヤっとする。

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まころ(息子・2歳)は割と最近まで、こちらが誘っても公園に行きたがらなかった。
それよりも家の中で鉄道や昆虫の図鑑やDVDを見たり、プラレールを走らせたり、ままごとをしていることのほうが、よっぽど好きな様だった。

歩けるようになった子ども、特に男の子は外を走り回っているのがデフォルトだと思っていた私には、これは衝撃の事実だった。 

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でも子どもにだって、その行動の裏にはちゃんとした理由が潜んでいるものだ。

彼はものすごく慎重派で何をするにも石橋を叩いて渡るタイプ、新しい場所に行くとはじめは固まっていることも多い。
そして慣れない遊具には挑戦するまでにかなり時間がかかり、行ったとしても抱っこになることがしょっちゅうだった。

それに加えて、周りの人のことをよく見ている。
大きいお兄ちゃんお姉ちゃんが自分の隣をビュンと勢いよく通り過ぎたり、“邪魔だな”という空気を出されると萎縮して引いてしまうようなところがある。

恐怖心が先に立つ、そんな感じなのかもしれない。

こうやって観察して、理由を紐解いていくのは面白い。
私と子ども達は感じ方も違えば考え方も違い、そこからとる行動だって全く同じというものはない。
もちろん想像でしかないわけだが、その行動に対して納得もいくし、私の頭の中の引き出しも増やしてくれている。
これも、子育ての醍醐味のひとつなんだろう。

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公園が空いている時間に通ったりを続けたこともあってか、最近は近所の公園ではのびのび遊んでいる。
そして新たな公園や大きな遊具のある公園に連れて行っても、積極的に遊びたがるようになってきた。

色々な経験を積み、慣れてきたのもあるのだろう。
保育所で大きいお兄ちゃんお姉ちゃんと交流をもつ機会があるので、恐怖心が和らいでいるというのもありそうだ。
以前の記事にも書いたように身体がしっかりとしてきて、動くのが楽しくなるとともに、自信を持ててきているのが一番の要因かもしれない。

なんにせよ、イキイキと楽しんでいる笑顔を見ていると、本当にこちらまで元気になってくる。

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この心地の良い季節、子どもと外遊びという子育ての醍醐味も思いっきり楽しみたい。
おかあちゃんもたくさん歩いて、体力づくりをしようと思う。

ここまで読んでくれたあなたは神なのかな。