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備忘:提供したい体験から逆算してストーリーを考える

世の中のあらゆるサービスは、極論、『体験』を提供していると言える。
ここに着目するとき、ストーリーを逆算することが可能になる。

よう、兄弟。俺だ。今日も良く来てくれたな。
今日は桃之字=サンの以下のエントリから着想を得て、俺も文章と体験の関係について考えてみるとしよう。

人類が提供するものは体験に結び付いている

なんであれ、人類が求め、そして提供するものは体験に結び付いていると考えられる。

エンターテイメントのみならず、例えばスマホとSNSは離れた所の方とコミュニケーションを取ることを円滑にした。問題もなくもないがこれ自体は素晴らしい事だろう。

仮にNoteであれば、『創作を楽しく続けられる』という体験を提供している訳だな。

このように、人間が提供するなにがしかは最終的に体験へと還元される。
どの様な体験を提供するか、というのは既に重要な要素となっていて、このNoteにもユーザーが得る体験をデザインする責任者がいる。それが深津CXOな訳だ。

提供したい体験から作品をデザインする

さて、どの様な体験を提供するか認識しておくことの重要性についてはわかった。では、相手が得る体験を考える事は文章においては重要なのだろうか?

当然、重要だ。あらゆる公開 された文章は他者へ体験をもたらす事から逃れられない。どうしても人目に見せたくないのであれば、鍵付き日記にでも書き込んで厳重に封印するしかないだろう。140字内のつぶやき一つでさえ、思わぬ形で世界を変えてしまう事すらある。文章のもつパワは、存外に強い。

ここで、受け手にどんな体験を与えるかを明確にすることで、そこに至るまでの道筋を逆算すれば自然と一つの物語の骨格が出来上がってくると言えるのではないだろうか。

これは実際物語作りのアプローチの一つだと考えられる。まず与えたい体験を考え、そこからクライマックスで起こるイベントを考案し、クライマックスへ至るまでの道筋を組み立てる。

このやり方の場合、最終的に起こるクライマックスの出来事にさえ連結できればいいので創作する上で迷子にならずに済みやすい、というのが利点だ。

逆に、余りに理路整然とし過ぎてつまらなくなってしまう事も考えられるので、あえて寄り道めいて一部を崩してみるという手もある。多少寄り道しても、最終的にきっちりゴールにたどり着けばいいのだ。あるいは堅固なる城のように見せて裏口からパッと乗り込ませるような予想外の展開につなげたり、この辺りは展開のギャップをひねりでもって与えることにつながる。

この辺りの話についてはよりすごい形で以下の方も書いておられるので合わせてお読みいただけると幸いだ。

戦場へ

俺の結論もまた、体験を提供するという観点で文章を書くとつよい、という話に帰結した。

どんなジャンルの文章を書くのであれ、相手にどの様な体験をアンブッシュ提供するか想像して書くと、一段と良い文章になるのではなかろうか。

今回はここまでだ。またな。

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