今日は
愚痴を吐く人
愚痴を吐かない人
の違いについて
書いていきます。

◯ポジティブな人も不満はある

世の中には
愚痴を吐く人と
愚痴を吐かない人に
分かれると思うんですけど

その違いは
不満がある人と無い人
というわけではありません。

愚痴をしょっちゅうこぼす人ほど

たまには自分だって
愚痴だって吐きたくなる
と言っていたり

また
自分はいろんな問題に気がつける人
従うだけの人間じゃなく
納得いかないことに
立ち向かう人だ！

と自分を正当化しようとすることが
あるわけですが

愚痴を吐かない人も
同じように
心の奥底では
不満を感じているし

納得いかないこともあるし

本当は言いたいことも
たくさんあるんですよね。

ですから
愚痴を吐かない人だからと
周りの人は
いろんな無茶をお願いしたり
やもすれば
適当に扱われることも
あるんですけど

何も言わないからと
失礼な態度を取らないで
あげて欲しいなと
私は思うわけです。

◯愚痴を吐かない人ほど爆発することがある

そして
普段から愚痴を吐かない人ほど
つもりに積もって
急に爆発することがあります。

「急にどうした」
「え、なんで怒ってるの？」
「そんなに怒ることなくない…？」

と周りが思ったとしても
普段から愚痴を言わない人は
普段から抑圧して
溜め込んでいるので

ふとしたきっかけ一つで
ある日突然
噴火することがあるわけです。

私も仕事柄
人を刺したり
殺人未遂の容疑で
精神鑑定のために
入院してくる方と
お会いすることがありますが

そういう大きな事件を起こす人の中には
普段から全く自分の思ったことを
話そうとせず

人に心を開かない
いや
心を開けない人が
一定数いらっしゃって

我々としても
その方の思いや気持ちを伺おうとしても
なかなか伝えようとしない方々が
多いんですよね。

愚痴などを普段から言わない人ほど
自分の思ったことを言うより
その結果、周りの影響を考えたり
その場における最適解を
言わなきゃいけない

と思っていたりします。

もしくは
幼少期から
親から相手にしてもらえなくて

自分が思ったことを親に言っても
否定されたり

そんなことより
宿題やったか！？

などと否定に近い対応をされ続けたことで
無意識に自分の思ったことを
言えなくなってしまって

その結果、人との距離感を
うまく縮められない人もいます。

◯孤独が好き

そして
そういう抑圧が強い人ほど
1人の時間を確保したがります。

単純に
他人とずっと一緒にいると
神経をすり減らして
疲れてしまうからなんですね。

ですから
単独行動も苦手じゃないし
むしろ
そういう時に自分の欲を解放できたりする。

ですから
1人の時間が好きだという人ほど
愚痴を吐かないんですよね。

1人好きが繊細で
1人嫌いが鈍感とか
そういう単純な話では無いんですけど

普段から
不満などを思っても言わない人ほど

1人の時間や
自分でコントロールできる時間が
必要だと感じているものです。

しかし
裏を返せば
人に対して
遠慮が強いとも言えますから

ある程度
人に対して
考えすぎずに
接する意識が
必要かと思います。

私もどちらかというと
そっち側の人間なので

相手が誰であれ
なるべく部屋にいるテンションで
接する意識を持つことで
ちょうどバランスが
取れるんじゃないかなーと
思っています😌

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