見出し画像

【あなたの常識は誰かの非常識】"神さまとのおしゃべり"から学ぶ人生観を劇的に変える魔法

こんにちは。
レイド株式会社の山口です。

突然ですが、皆さんは自分の人生観を変える本に出会ったことがありますか?

私は前職で責任者の経験、チームマネジメントなどを経験していたこともあり、多くのビジネス本を読んできました。

その中でも、さとうみつろうさんの「神さまとのおしゃべり」という本が自分の価値観や考え方を大きく変えたので、皆さんに紹介していきたいと思います!

作者:さとうみつろうさんについて

初め、この本は上司に勧められて出会ったのですが、それまで私はこの本と作者のことを全く知りませんでした。

この本の作者、さとうみつろうさんはこんな方です。

プロフィール
・札幌の大学を卒業後、10年間エネルギー系の東証一部上場企業に勤める。→現代社会が抱える矛盾点に気づき思い悩む
・「会社を変える為には1人1人の意識の変化が必要」だと感じ、2011年にブログ発信を開始→月間200万アクセスを誇る人気ブロガーに。
・2014年サラリーマン引退。全国各地でトークショーを開催。
・『神さまとのおしゃべり』初書籍として出版。

本:神さまとのおしゃべりとは

神様とのおしゃべり

出典:神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-

この『神さまとのおしゃべり』の本は、初書籍にして20万部の大ヒット。
そしてシリーズ作、『悪魔とのおしゃべり』は発売1か月で7万部を突破し、話題の作品となりました。

Amazonの評価でも星5個中4.2を獲得。
対人関係や仕事など、人生観を180°変える実用エンタメ小説です。

神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-

この本は、仕事が全然できないサラリーマンみつろうの前にある日神様が現れ、みつろうと神さまとの対話を通して、「幸せ」について考える物語。

ただ、この本は一般的なビジネス本と違い会話形式で話が進むので、言葉の軽快さに親近感を沸く人もいれば、言葉遣いが気になるという人もいて、賛否両論。
私は読みやすくておすすめなのですが、人によって本の好き嫌いは分かれると思うので、まずは試し読みから始めることをおすすめします。

人生観を180°変える言葉たち

冒頭にもお伝えしましたが、私はこの本に出会って価値観や考え方が大きく変わりました。
本の中には多くの名言が残されています。

感情があふれ出るようなできごとは、
あなたの固定概念に気付くチャンスである 
-神さまとのおしゃべりp127 引用

感情があふれ出るできごとが現実に起きたなら、それはチャンス。
自分の固定概念に気付くチャンスだとここでは伝えられています。

感情が沸くのは目の前の出来事が原因ではありません。
それを「悪いことだ」と思いこんだ自分の固定概念こそが真の原因。

いつも真面目でルールに厳しい課長のことを考えただけでイライラしていることも、みつろうが「不良はかっこいい」と勝手に信じたから、『不良』と『かっこいい』を自分の中で勝手にくっつけて固定観念を作っていると言います。

この本では感情があふれるような出来事が起きたらどうすればいいかも紹介しています。

【対策】
①感情に同化しない。
②感情に同化しているのは「私」と気付く。
③どうして「私」は怒っているのか自分に問いかける。
③まで実践したら、あとは自分の固定観念と違うことを信じる。

この言葉や対策は、悪い感情が出てしまったときに特に有効的でしょう。
私も今までは人から新しい仕事を頼まれたとき「なんで私ばかり任されるのだろう。都合いいなぁ」とマイナスな気持ちになることがありました。
ですが今は、感情と同化せずに固定観念と違うことを信じるようにしたことで「この人はきっと私を頼ってくれているんだ」とプラスの気持ちでいられるようになりました。

怒りや悲しみなどのマイナスな感情は、自分の持つエネルギーを大きく消耗させます。
体や心のストレスにならないためにも、マイナスな感情になったときはこの言葉を思い出してください!

「なりたい」というおかしな言葉は、今すぐに忘れなさい。
 
-神さまとのおしゃべりp194 引用

「金持ちになりたい」と考え続けている人は、金持ちにはなれない。
なんで「金持ちになりたい」と考えているのか、金持ちじゃないからだろう。

この「〇〇になりたい」という言葉、無意識のうちに使っている人は多いのではないでしょうか。
「〇〇になりたい」という言葉の中に「私は〇〇じゃないから」ということも同時に信じているわけです。

また、この本の冒頭に”見る人の解釈だけ薔薇は違って見える”というお話があります。
薔薇に対して「綺麗で美しい」という人もいれば、「トゲトゲしい」と思う人もいるという話です。

「事実」という薔薇がもしあるならば、全て答えは同じになるはずなのに薔薇を見る人の数だけ答えは違う。
人は信じたいように何かを信じ、解釈したいように解釈し、それを人は「現実」と呼んでいるだけ
だと話されています。
たった一つの真実なんてどこにもないということです。

この中でも、薔薇の話が応用されています。
「自分は金持ちじゃない」と自分だけの解釈で現実を創り上げていて、全てが勘違いであり真実なんてないと。

みんながその勘違いでできているのであれば、「私は幸せじゃない」と思っている人も「私は幸せだ」と勘違いした方がいい、と神さまは言います。

私も恥ずかしながらテレビで自宅紹介をしている芸能人を見て「こんな大きな家に住めていいな。私もこんな生活送りたい。お金持ちになりたいな~」と呟いていたこともありました。

「〇〇になりたい」というのは、誰かと比べているからこそ出てくる言葉だと思います。
憧れの感情はとても大切です。
「自分はこうなりたい」という目標を持つことができるから。

ただ、『なりたい』と思っている以上はそれ以下にしかならないということをこの言葉で学びました。

悩んでいるということは、実はどっちでもいい
-神さまとのおしゃべりp236 引用


これはお昼ご飯はラーメンにするかカレーにするか迷っているみつろうに神さまが言った言葉です。

悩みというのは選択肢のことだと。

選択肢をつくったのは自分自身。
でも、この選択肢をつくったのは「カレー」でも「ラーメン」でどちらでもいいから生まれたもの。
現にカレーでもラーメンでもない「寿司」という選択肢は入っていません。寿司は頭の中の食べたいものリストに入ってないから。

ですが、この悩みという選択肢が「どっちかにしなければならない」と義務感を感じさせ、本人を苦しめます。

“悩めた時点でもうどっちでもいい”それなら、悩んだ瞬間に悩むことをやめることが大切だと神さまはみつろうに言います。

一説では、人は一日に60,000回も選択をしていると言われています。
一日で脳や心に相当なストレスがかかっているでしょう。

私も以前はやり残した仕事を思い出し「今日やってしまう」か「明日やるか」と悩むことがありました。

明日の期限だから今日か明日か悩んでいるだけで、「明日でも大丈夫だけど、心配だから今日やっておきたい」と、”今日”の選択肢を自分で作り、勝手に悩んでいたのだとこの本を読んで感じました。

ご飯の時も人と会っているときもそのことばかり考えてしまい、考えているうちにどんどん苦しくなってしまうことも多々。
ただ、この言葉を聞いた時に「自分が悩んでいることは、どっちでもいいことで悩んでいる」と考えられるようになり、悩んでいることを止めたことでとても気持ちが軽くなりました。

皆さんも決められない選択肢に縛られ、正解のない悩みに頭を抱えていませんか?
悩みが起きた時は、悩んだ瞬間に悩むことをやめて、必要ないストレスから脱出しましょう。

まとめ

仕事をする中で、どうしても誰かに不満を抱いたり、自分の思い通りにならずイライラしてしまうことはあると思います。
そんな時「今私が考えていることは自分だけの常識であり、ほかの誰かにとっては違うかもしれない」と考えるだけで相手にかける言葉も大きく変わります。

起きた事実をどう捉えるのかは自分次第。
それならプラスに捉えた方が幸せです。

今回は、神さまとのおしゃべりの本の内容を一部だけ紹介させていただきましたが、この本の中には心に突き刺さる言葉がたくさん出てきます。

ぜひ気になった方は手に取ってみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Twitterもやっているので、よろしければフォローしてみてください。

https://twitter.com/ym_rayd

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?