Free

自然、野鳥、水族館、動物園、写真、日常

Free

自然、野鳥、水族館、動物園、写真、日常

マガジン

  • 水族館・動物園

  • 日常

  • 自然

  • 写真

最近の記事

ズーラシアの魅力

よこはま動物園ズーラシアの魅力を整理した。 環境と動物で一つの展示 動物は、本来のすみかを再現した飼育環境の中で展示されている。無機質なコンクリートの部屋で展示されることは、ほとんどない。「〇〇って、こういう環境に、こんな風に居るんだ」という感覚が、動物園で味わえる。とても新鮮なことだ。展示の中から動物を見つけるのに、苦労することもある。見つけるまでの数秒間の戦いや、姿が見えた瞬間の驚きは、野生動物との出会いを彷彿とさせる。動物を撮影するときは、環境と一緒に写すのが好きだ

    • 残業を減らすことで見えてきたこと

      (たまたま仕事が少ない時期なので)最近、残業を減らして、できるだけ定時であがるようにしてみた。すると、たくさんのメリットに気が付くことができた。 仕事帰りに、少し散歩しながら、スナップ写真の撮影ができるようになった。 平日に、家の書類整理や片付け、家事に時間を費やせるようになった。土日に、余暇のための時間をより多く確保できるようになった。 習慣的に勉強する時間を確保できるようになった。毎日積み重ねれば大きな目標を達成できる。 自分でやるべきじゃない仕事を、積極的に人に

      • スマホから離れる手段

         あれこれスマホに頼ってしまう時代に、スマから離れられる手段を持っておくことは、とても価値のあることだと考える。  スマホを触らないでいられると、目の前のことに集中できる。ダラダラと無駄な時間を過ごさずに済む。余計な情報を遮断できる。物思いにふけられる。寝入りやすくなる。目の疲れを癒やせる。  自分なりのスマホから離れる手段をここに整理する。 腕時計は、ファッションを楽しませてくれるだけでなく、スマホで時刻を確認する機会を減らしてくれる。たとえ一瞬でも、スマホを見ることで通

        • 岩礁水槽の魅力

          荒波。岩場と海藻。そこを利用する魚たち。この水槽の魅力は何だろう。 荒波と静かな海底 海面を波が激しく打ち付ける。一方で岩礁の中は他人事のように穏やか。そこに、ダイナミックな自然のエネルギーを受け止めて消滅させられるだけの包容力を見る。 ゆったり感 海藻がゆったりと揺れる周期は10秒くらいか。大きな深呼吸と同じくらいの周期。呼吸のリズムを海藻に預け、とても安らぐ。水族館に求める癒しはこれだ。 引いて水槽全体が観られるだけのスペースがあると、よりダイナミックな揺れが見ら

        ズーラシアの魅力

        マガジン

        • 水族館・動物園
          10本
        • 日常
          6本
        • 自然
          5本
        • 写真
          3本

        記事

          警戒心を感じる

          生き物の警戒心を感じる、警戒心の強さを感じる、その警戒心を解いていく、ということが、生き物と「対峙する」ことの醍醐味の一つだと思っている。スキューバダイビングや野鳥観察を楽しいと感じる理由の一つは、間違いなく警戒心を感じられる点にある。 これまで出会った生き物を振り返りながら、その醍醐味について考えてみたい。 ただし、生き物を必要以上に警戒させると ストレスを感じさせてしまうだろうし、食事など生きるための他の活動に割く時間を奪うことになるということを忘れないようにしたい。

          警戒心を感じる

          石垣島での夜

           生き物たちが待つ、石垣島での夜。  初めて石垣島を訪れたのは学生の頃。初めて潜るサンゴの海は、冷たくなったり暖かくなったりする不思議な海で、そこには360°どこを見てもたくさんの魚がいる。興奮した覚えはあるけど、何を見たかは覚えていない。河口に生い茂るマングローブは、踏みしめた土壌からにじみ出る濁り水と、延々と鳴り続けるかパキパキ音が、普通の森でないことを感じさせる。毎日わずかにタイミングが変わる潮汐に合わせて、自分も活動する時間を変えていく。島でのリズムは、飽きっぽい自

          石垣島での夜

          水族館写真から、自分の嗜好を紐解く

          これまで撮影した水族館写真の中で、気に入ってる写真をここに追加していって、自分の好みを研究していく。 環境に依存してる感じが好き 生態系まんま展示が好き 生き物の凄み、迫力を感じるのが好き 鮮やかな色が好き

          水族館写真から、自分の嗜好を紐解く

          動物園写真から、自分の嗜好を紐解く

          これまで撮影した動物園写真の中で、気に入ってる写真をここに追加していって、自分の好みを研究していく。 自然に近い環境での展示が好き 生き物の凄み、迫力を感じるのが好き すみかを覗き込むのが好き 自然な行動が好き

          動物園写真から、自分の嗜好を紐解く

          スナップ写真から、自分の嗜好を紐解く

          日頃撮っているスナップ写真の中で、イイと感じるものを残して、載せていく。(日々更新中) 何かを感じたときの写真なのか、思い出のある写真なのか、単にきれいな写真なのか。 まだ認識できていない、自分の素直な好みが知りたい。 黄色、オレンジ、赤が好き 差し色が好き ポップな配色が好き カオスな感じが好き 文字が好き? 街に対して抱いているイメージがそのまま写真になったものが好き

          スナップ写真から、自分の嗜好を紐解く

          写真撮影における雑念

          カメラを持つと生まれる邪念について、どう対処するかを整理した。心持ちで対処するか、機材で対処するか。 闇雲撮影 とりあえずの記録。無意識撮影。撮ってみたらいい感じにならないかな撮影。 〈対処方法〉 意図もなく撮りまくれる状態が良くないと考えれば、基本はカメラを持たない方が良い。そのためには、必要なときにカバンから取り出しやすい、例えばコンパクトなカメラを使うのが良い。もしくは、とっさに撮れないよう、マニュアルフォーカスのレンズを選び、撮影の手間を残すのも手。いつでも撮れる

          写真撮影における雑念

          仕事がつまらないので、原因を考えた

           エンジニアとして仕事を始めた頃、与えられた業務に何かつまらなさを感じていた。なぜか分からないけど、やってられない。別に興味のない分野のエンジニアになったわけではない。技術的におもしろい内容もある。なのに、なぜかモチベーションが上がらない。  頭の中にモヤモヤしたものを残しておくのが嫌いなので、そのモヤモヤが何なのか 紐解いてみることにした。僕はほとんど悩むことがない。それは、すぐに考え、物事の見方を変えることで、頭と心をスッキリさせるからだと思う。悩むのと考えるのは違う。

          仕事がつまらないので、原因を考えた

          僕にとってのカニ

          カニは思い入れのある生き物だ。 幼いころに生き物や自然と触れ合った経験は誰にでもある。僕の記憶に最も残っているのは、父に連れられて行ったサワガニ釣りだ。岸壁の端にしゃがみこみ、テトラポットの隙間を覗き込むとたくさんのサワガニが見える。割りばしに糸を結び、糸の先にスルメイカを結んだだけの簡単な釣り竿で、小一時間もあれば大量に獲れる。でも、大きなカニはとりわけ警戒心が強く、なかなか釣れない。怪しまれないように糸を垂らすにはどうすればよいか、試行錯誤したものだ。引き上げた糸の先に

          僕にとってのカニ

          夏の終わりのズーラシア

          森  森の入り口がこちらを見つめてくるように見えるのは、ただ植物が光の方を向いているからだということに気がついた。 ボルネオオランウータン  森の人。 サルの森  森の中に檻が出現したよう。展示の中より外の方がジャグリーなことは、普通の動物園ではないだろう。サルたちがぼーっと見つめる先が自然なものであってくれて良かった。 植物の張り  指先まで力が入った手のひらのよう。 オオアリクイ  草を踏み潰し、においを嗅ぎながら歩くようすは、まさしく獣。色んな長さの硬

          夏の終わりのズーラシア

          完璧主義を乗り越えて、本当に好きなことと長く付き合う

          はじめに  前々から、好きなことについてもっと知りたいと思うときに、純粋な好奇心からではなく、何もかも網羅したいという欲求から、情報を集めすぎるくせがあった。このくせを直すためにすべきことは何となく分かっていたのに、なかなか実行できなかった。『こうやって、考える』(外山滋比古 PHP文庫)という本を読み、後押ししてもらえたことで、解決することができた。 完璧主義  趣味でも何でも、広い知識を頭に入れておきたいと思ってしまう。たしかに教養があると、何かを見たときに、多くの

          完璧主義を乗り越えて、本当に好きなことと長く付き合う

          山へ鳥を観に妻と

           電車で1時間ほどかけて、山に野鳥を観に行くことにした。いつも通り一人で行こうと していると、妻もほんの少し興味をもってくれていたようで、一緒に来たいといってく れた。もちろん。と返事をしつつも、わざわざ来てもらって、楽しんでもらえなかったらどうしよう、と勝手にツアーガイドになったような不安な気持ちになったりもした。でも 深く考えずに、純粋に野鳥観察やハイキングを二人で楽しみたいと思った。  そんなに大きな山ではない。それでも、自分たちの足で一歩一歩登ることで、とても大 き

          山へ鳥を観に妻と

          同じ水槽なのに印象が180°変わった

          はじめての海遊館  大阪の海遊館に初めて訪れたのは、学生の頃だった。海遊館と言えば、館内中央にある「太平洋」水槽。その大水槽を観ることが本当に楽しみだった。  まずは屋外の水槽から観ていく。休日だったからとても混雑していて、人気のカワウソは、背伸びをして、やっとうずくまっている様子が見えるくらいだったのを覚えている。  館内に入ると、すぐに大水槽が見える。小さなガラスの窓の中をジンベエザメやエイなどの大型の生き物がゆったりと通り過ぎる。  とにかくダイナミックで、同じ

          同じ水槽なのに印象が180°変わった