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DCC職場インタビュー : 知って、対話をして、理解を深め、そして、信頼関係を結ぶ。

東京都渋谷区で運営しているダイバーシティキャリアセンター(DCC)では、どんなスタッフが働いているのか職員紹介インタビューご紹介!
現在、ReBitではDCCの東京・大阪の2拠点のスタッフを募集していますので、気になった方は是非ご一読ください。

第2回目となる今回は、支援員のUさんにインタビューをしました!


Q1.DCCでの仕事内容について教えてください。

大きく3つあります。
1つ目は『講座担当』。
私は生活スキル講座を担当しており、心理(ストレスとは?、感情とは?)、生活(睡眠、食事)、福祉や制度(障害者手帳・障害年金)などを担当しています。
2つ目は『面談』。
就労・日々の生活・障害やセクシュアリティ、ご自身のマイノリティ性など面談内容は多岐に渡ります。
3つ目は『他機関連携』。
企業・行政・福祉機関・医療機関と対面・Zoom・メール・電話等で連携しております。

〜ある日のスケジュール〜

  • 9:00 出勤、清掃&本日の予定確認

  • 9:30 職員朝礼

  • 10:00フェロー*さん入室

  • 10:15フェローさんと朝礼、午前訓練開始

  • 10:30 講座スタート

  • 12:00 午前の部終了 昼休憩

  • 13:00 午後の部開始 面談開始(対面面談1名。Zoom面談1名)

  • 14:30 フェロー日報作成開始、その後、フェローと振り返りを実施

  • 15:00 終礼&移動

  • 16:00 受診同行や関係機関と連絡、フェローの自宅訪問など。

  • 17:00 記録作成など事務作業

  • 18:00 帰宅

(*)=DCCでは利用者さんのことを「研究員」という意味を持つ「フェロー」と呼んでいます。この呼び方はフェローさんも一緒に決めた呼び方です。

Q2.なぜDCCで働こうと思ったのですか。

前職は精神科病院の相談員でした。
元々「精神障害のある方と企業の間に立った支援をしたい」と思っておりDCCへ転職いたしました。
前職との違いは、DCCはより本人のナラティブに焦点を当てている点です。
前職の経験を活かせる事は、精神科医療の知識です。
また受診同行の際は、ご本人に寄り添いつつ過度な介入はせず、時に医師へ必要な情報を端的に伝えるバランス感覚は医療機関時代の経験が役立っていると思っています。

Q3.DCCの仕事で印象に残っていることを教えてください。

仕事の視点からずれますが、摩巳さん(DCCのサービス管理責任者)は本当に夏に短パンで出勤するんだ!ですかね。笑
DCCはフェローさんの服装も自由なのが特徴ですが、それは職員も同じです。スーツやオフィスカジュアルでも、すごいカジュアルでも勤務OK。
ただし、企業訪問などはTPOに沿った服装に気をつけています。
もちろん摩巳さんもです。笑
改めてそういう多様性は、私たち職員に対しても文化レベルで根付いているところが印象としてあります。

Q4.DCC職員として大事にしていることはなんですか。

色々な価値観をまずは知ってみる事でしょうか。
DCCのフェローさんは色々な価値観や多様性を持っています。
自分自身の価値観・概念の枠にはまらないように心がけていても、時には、自分の中の価値観とは違う場面に出会います。
ただ、それを否定するのではなく、まずは知ってみて対話をしてみて理解を深めてみる。そして、信頼関係を結ぶ。
それがきっと就労への支援に繋がると思い、大事にしています。

知って、対話をして、理解を深め、そして、信頼関係を結ぶ。

Q5.今後の目標はありますか。

福祉分野に進んで2年ちょっとの若手。
支援の際に悩む事が多くあります。
今後も色々な研修を受けて自己研鑽を重ねるほか、日々の業務や1人1人のフェローさんとの対話をしていく中で、支援者として成長出来たらと思います。
あと、個人的にですが精神保健福祉士実習指導者の資格を取得したので、もっともっと経験やスキルを積んで、未来の仲間へ現場の楽しさ・辛さを伝えたり、一緒に悩み考えていける事が出来たら嬉しいです。

Q6.DCCの職員に応募を検討されている方に一言!

最後まで読んで頂きありがとうございます。改めて皆様の”働く理由”は何でしょうか?
好きな物を買うため、お金のため、自己実現のため、働かないと何だか恥ずかしいから、LGBTQの取り組みに参加したい、就労支援をしてみたい。
色々な理由があると思います。
もし、今、読んで頂いている皆様の”働く理由”が実現できる場所の1つがDCCだと幸いです。えっ、私が働く理由?それはぜひ、応募後の面談の際にお話できたら...と願いつつ。


いかがでしたか?「もっと具体的に知りたい!」「見学してみたいな」「一緒に働いてみたい!」という方はお気軽にご相談ください。

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