社会リズム療法を続けて思うこと(双極症)
「社会リズム療法」を自己流でやっていて、活動記録をつけています(5年目)。
記入形式をSRM(ソーシャルリズム・メトリック)と呼び、以下のような項目があります。
・起床時間
・最初に他人と接した時間★
・始業時間(私は、「最初に家を出た時間」にしています)
・夕食の時間
・就寝時間(布団に入った時間)
・一日の気分(-5〜+5)
(※私は数字は書いていません。躁っぽい=〇、ふつう=無記入、鬱っぽい=▲の3つを書いています。「-1」と「-2」で迷ったりすると書くのに時間がかかるからです。)
この中で「★」をつけた「最初に他人と接した時間」が自分ではリズム作りにとても大事な気がします。家族が仕事でいない日は、明らかに具合が良くなく「ぼんやりとした感じ」になるからです。
この項目は「LINE等でもよい」となっているのですが、私はLINEはカウント出来ません。「人がいて、何か話している」というのが大事に思えます。だから家族がいない日は、朝コンビニに行くとか、モーニングをやっている店に行きたい、といつも思います。そうやって自分のリズムを作るのです。
すべて、筆記でやっています。寝る前2分くらいで書きます。書くのは、自分でエクセルで作った表です。1か月ごと1枚で、1年分家のプリンターで印刷しておいています。そこから「年間カレンダー」に診察日の前日に、「躁っぽい=〇、ふつう=無記入、鬱っぽい=▲」の記号だけ書き写します。
日本うつ病学会に出たときに、当事者の方々が、「記録を書けない」と口々におっしゃてて、スマホに書き込んだり、自動的に記録する方法を考えたり苦心なさっているようでした。何かいい手立てはないものかと、本気で思いました。記録は役に立つと思うので…。
私の方法は、ほんの1パターンでしかありません。
簡単で続けられる記録の仕方が、みなさんそれぞれに見つかりますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?