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【読書感想文】コインロッカーベイビーズ

 読者諸君、夜分遅くに失礼する。投稿が夜分になっただけで、諸君らがいつ私の感想文を読んでいるかは知らない。
 寝る直前だ。22時過ぎ。さっきお酒を飲んだ。ほろよいのグレープである。めっぽう酒に弱いため、既に寝てしまう寸前だ。もう少し酒に強い体に生んで欲しかった。体中にテキーラを浴びても、陽気にバク転ができるぐらいに。
 何故、こんな状態で投稿するのか分からない。しかし、取り急ぎ読者諸君らと共有してみたくなった事がある。過去に私が書いたコインロッカーベイビーズについての感想文だ。村上龍の作品になる。もう限界だ。取りあえずお手すきの方は、その空いた手と目を使って私の感想を読んでほしい。ちなみに内容については一切書かない。あくまで感じた事のみである。

コインロッカーベイビーズを読んで

 人は見えない箱の中にいる。非難に殴られ、後悔に刺され、血と涙と吐瀉物に塗れて死んでいる。それは楽だ。感覚が無いから苦しみもない。無気力に阿っていればいい。でも、いいのかそれで。死んでるんだぜ。目の前には多くの可能性と、とてつもなく広い世界があるのに。結局、お前は箱の中で息を止めたまま。叫んでみろ。その壁をぶち破ってみろ。地獄に飛び込んで、最高に苦しんでみろ。生きる事は甘くない。自分が何をしたいのか見つけて、それに向かって必死に戦え。困難に立ち向かえ。それが生きている瞬間であり、本当の自分と出会う時だ。諦めるな。死ぬな。心臓の鼓動が聞こえる限りは。

 こんな事を書いていたとは。この文の連なりが、どうやって私の頭から出てきたのか分からない。村上龍の熱量にだいぶ感化されたようだ。短くて済まない。今日はこれにて失礼する。

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