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#13【募集】ホコトレジム専属理学療法士/麻痺専門の回復スペシャリストになりませんか?

 今回は弊社ベストライフが運営する麻痺専門歩行トレーニングジム[ホコトレジム]の専属理学療法士の募集に絡めた記事です。

「孤高のホコトレ専属理学療法士、田舎へ帰る。」

 弊社にはホコトレ専属の女性理学療法士が1名在籍している。彼女は2年ほど前にホコトレジムに入職するために県外の回復期病院から単身沖縄へやってきた。

 弊社は全体で社員が50名ほどいるが、皆リハビックス(通所介護)の各店に配属されている。ホコトレ専属の彼女は仕事で他のメンバーと絡むことは滅多にない。社内でのやりとりと言えば、僕や常務からああでもないこうでもないと突っ込まれるくらいなもの。ほぼ修行やね。

 「沖縄に来たのはノリ」って彼女は言うけど、仕事ぶりからはそんな浮ついた感じは全く無く、むしろたった一人で一人一人の会員さんの悩みに向き合い、慢性期における回復と再歩行という難題に取り組み続ける挑戦者で、優秀なやつです。

 そんな彼女が、この秋に家業を継ぐために実家へ戻ることになった。彼女にとってはまた環境も仕事も大きく変わるんだろうけど、まぁそもそもノリで沖縄へ来るくらいのやつだから、心配は無用かな。

 さて、というわけで、この秋に向けてホコトレジムの専属理学療法士を募集することになったのです!

ホコトレジムについて

 麻痺専門歩行トレーニングジム。脳梗塞など脳血管疾患の後遺症である身体に麻痺が残る方が、会員制でマンツーマンのトレーニングを受けることができる。医療/介護保険の適用外。これまでの会員様の属性は10代〜80代までと様々だったが、現在は20代など若い会員様が増えつつある。

 ホコトレのサービスはとてもシンプルで、60日間(1回90分の週2回)のトレーニングプログラムの提供、これのみとなる。
 実は、事業立ち上げからずっと会員様の使いやすさを考えて、週1コース、週2コース、不定期利用、訪問など多様なメニューを揃えてきたのだが、結果に対して100%コミット出来ないことや、回復メソッドの蓄積という観点から今の形に至っている。

 まず全ての会員様は最初にホコトレ式アセスメントシートで課題分析を行い、60日で実現可能性があって且つチャレンジングな目標を設定してトレーニングを開始となる。

 そして、ホコトレ最大のこだわりである「量」確保のため自宅でのホームワークも指導する。量の確保にはこのホームワークが鍵で、90分のホコトレでのトレーニングのうち、最初の15分をホームワークの動作確認と指導、最後の15分で次回までのホームワークを提示している。

*量へのこだわりについては、 #12 行列の出来る自費リハビリサロンの作り方 にも書いたので合わせてどうぞ! 

 なにせ、回復期病院入院期間中には月におよそ56時間ほどのリハビリをこなしているのに、それが退院後には一気に活動量が減る。ちなみに患者さんにとって退院後の選択肢は乏しく、今は原則介護保険を使って通所リハビリや通所介護を利用することとされている。(延ばし延ばしやってきた介護保険被保険者の外来リハもとうとう終了したしね...。)
 弊社が運営する通所介護[リハビックス]では、他の事業所に比べて麻痺の利用者さんに対する個別の機能訓練は充実させている方だと自負してるが、量としては図の通り月に換算して2〜3時間くらいにしかならない。

 ということでホコトレジムは、回復期病院を退院後、介護保険の利用に完全移行するまでの間のポジションで、価値を発揮できると考えている。

 そして言うまでもなく、量と合わせて理学療法士としての知識や技術の高さは必須だよね。ここの部分は私がエキスパートではない分、基本信頼して任せるというスタンスだけど、柔軟な発想が出きる人が向いているとは感じるかな。
 そして、みんなリハビリの知識とか技術が好きでやってるからこそ言えることだけど、自分がやりたいことよりも自分がすべきことを考えられる人がプロだと思うね。

これからのホコトレジム

さてこれからどんな挑戦が待っているのか。

 今ホコトレジムは、先に述べた「60日間のトレーニングプログラム」のみにサービス変更してからちょうど2ヶ月ちょっとが過ぎたところだ。
 結果はどうなったかと言うと、全ての会員様において今までよりも明らかに数値の改善が見られている。そして、次の60日プログラムがスタートしたタイミング。これからこのサービス内容で価値を一気に広げていこうと思う。

・ホコトレメソッド(技術と評価)の蓄積と確立
・回復期病院との関係性強化
・多様なPR(エンドユーザーも含め)
・会員様の目標達成実績
・組織化

 以上のことを、僕らと一緒に挑戦してくれるホコトレジム専属理学療法士を募集します!自薦他薦は問わないので、是非気軽にコンタクトしてくれれば嬉しい。それと、まずはホコトレジムを見学しに来て欲しい。見学希望などの連絡は、noteから直接メッセをくれても良いし、facebookでも電話でもOKだ(西川:080-6660-1887)。沖縄唯一の麻痺専門の回復スペシャリストになろう!

最後に

 現在自費リハビリ事業の多くは、独立したセラピストが社長兼セラピストとして活躍している。優秀な理学療法士が自費事業への選択を考えるようになった今だからこそ、やっぱり僕としては、こだわりを持った個々のセラピストが個々の事業として展開するだけでなく、共通の価値観を持った者がチームや会社を作り、より大きな組織で世の中に価値を示せるようになりたいと強く思う。

お待ちしています!


#脳梗塞 #脳卒中 #脳血管疾患 #麻痺 #リハビリ #理学療法士 #PT #自費リハビリ #ホコトレ

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