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100回の練習より、1回の本番に価値がある

ナマステ!
今日は昨日のライブの反動で1日ボッーとしておりました。アドレナリン出すぎて、エネルギー不足に陥っております。

本日は
「100回の練習より、1回の本番に価値がある」

ずっとやりたかったけど、中々重い腰が上がらず始められないという経験、意外と多いのではないだろうか。

時間がない、お金がない、余裕がない、いつかできる、そんな風に尤もらしい言い訳を並べて、後回しにしてきたことはないだろうか。

僕はある。「ピアノ」だ。
ずっとピアノを弾きたかった。でも、なんだか苦手意識が強く、「いつか弾けたらいいな」と後回しにして現在に至る。

そんな僕が、いざマツコ・デラックス並みに重い腰を上げた。腰というより尻か。

きっかけは、友人夫婦に曲を制作してプレゼントしたのだが、昨日のライブに夫婦で見にきてくれるということだった。下のURL4曲目の「紅い栞」という曲です。

僕はサプライズが好きなので、大好きな2人に何かしたくなった。だったらこの曲をピアノアレンジでやればいいじゃないかとまたまた短絡的思考で、決めた瞬間にAmazonでピアノをポチっていた。その日が4月1日。

あんなに重かった腰が、ふにゃっふにゃになっているではないか。でも、誰かの為なら何だか頑張れる気がした。ライブは5月14日、1ヶ月しかない。

まず考えた。僕はピアノど素人だ。1ヶ月そこらでピロピロ弾けるわけがない。だから、コードだけでも綺麗に弾けるようになろうと。

ピアノを習いに行こうかと思って、昔吹奏楽部だった友達に連絡をしてみたりもしたが、結果的にはお金をかけずにやる方向に。

そう、この時代には「YouTube先生」という神みたいな存在があるからだ。ありがたすぎる。

僕が意識したことはとりあえずひとつだけ。1日5分でもいいから、どれだけ疲れていても「毎日触ること」。ベロッベロで帰ってきた日も、ピアノを弾いていた。居候させてくれている親友が、温かい目で見守ってくれる懐が深い奴で本当によかった。

そして、迎えた当日。
お世辞にも上手いピアノは弾けなかったし、ピアノばかり練習して歌はズタズタだったけど、大きなミスもなく終了。初ライブの割に全く緊張しなかったのは、「練習」だけは真面目にやったからだ。

この経験を通して思ったことは、まず何かを始める時は具体的な目標を決めること。僕の場合は「ライブ」があったので、それに向けてすぐに全力で取り組めた。

もう一つは、「下手でもいいから、披露すること」である。出来る様になってからやる、というのは一見素晴らしい考えに見えて、いつまで経ってもやらない言い訳作りにもなり得る。

100回の練習より1回の本番で得られることの方が大きいということを身を持って知った。そしてこの場を借りて、僕のわがままに付き合ってくれた相方のおっくんに大感謝。ちなみにライブでは、おっくんもピアノを初披露した。めちゃくちゃ上手くて僕の発表会みたいなピアノを見事にかき消してくれたのだ。

何はともあれ、僕のピアノ人生が始まった。どこまで上手くなれるかは分からないが、きっとこれからの曲作りにも大いに貢献してくれるだろう。全チャレンジャーへ、最大のリスペクトを込めて。フェリベトウンラ!



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