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リーダーのあるべき姿

ナマステ!
朝更新でございます。昨日は日本と韓国のハーフでカナダでずっと暮らしていた子と昼から家でたこ焼きパーティ。「ワオ!」「アメイジング!」の連続で面白かった。関西人はみんな家でたこ焼きを作る習慣があるのだが、どうやら海外の人にはかなり衝撃みたいで良い文化だなと思った。

本日は
「リーダーのあるべき姿」

この2、3日、全国的な規模で発生しているauの通信障害。僕は格安SIMユーザーで、通信はsoftbankの回線を使っていたみたいなので全く被害は受けなかったが、相当な不便を被った人たちが何千万人規模でいたと思う。

そんな中、KDDIの記者会見が開かれた。
まだ完全復旧する前の記者会見。賛否両論あったと思うが、僕はこの記者会見を見て高橋社長が本当に素晴らしいリーダーだと知った。一応URL貼っておきます。

まず、復旧前の記者会見ということは現在進行形で続いている作業がある。全ての復旧作業が完了した後の会見であれば、経緯と事情を説明するだけで良いが、現在進行形ということは、質問の質が違う。

というのも、今回の会見では現状の進捗具合や問題点を全て把握しておかなければならない。復旧作業に取り掛かっている技術者の人たちなら、どこが問題で、今どんな作業をしているか、ということは瞬時に理解できるかもしれないが、これほどの大きな企業のトップが全てを把握することは難しい。

それでも高橋社長は、記者からの質問に真正面から対応し、質疑応答も完璧だった。これだけしっかりと自分の会社の内情を理解できている社長は全国に何人いるのだろうか。

小さい会社やベンチャーなら、まだ社長の目が届く。だが、KDDIはグループ会社も合わせるとすごい規模の会社だ。そのトップが先陣を切って、横に専務がいるだけでほぼ全て自分で質疑応答に答えていた。

もちろん、この障害で被害を被った人がたくさんいて経済損失も計り知れないだろう。それでも、これまで僕たちはさまざまな謝罪会見を見てきて「グダグダだな」と思うことがたくさんあったと思う。

謝罪のスピードが早い・説明が理路整然としている・トップが先陣を切って話すと見事なまでの会見で見ていて清々しかった。

やはり、こういうピンチの時に頼りになる人が真のリーダーではないだろうか。そして、こういう優秀な人が、今回の件で責任を取れと言われ辞めさされるのだろうか。もしそうだったら如何にも日本らしい悪しき風習だと思う。フェリベトウンラ!

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