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ブックサンタやってきた!

ーー来年、みなさんもサンタさんになりませんか?


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「ブックサンタをやってきた!」というテーマで話していこうと思います。

僕は年齢ごとにテーマを決めているんですが、22歳は「Biblio」をテーマに生きています。つまり、本の活動をしているわけです。僕は誕生日が6月なので、「Biblio」をテーマに活動を始めてからもう半年近く経つわけですが、そんな年にふさわしいクリスマスを過ごした気持ちがありました。

いろいろ忙しくて調べるのが直前になってしまったのですが、「ブックサンタ」というプロジェクトを見つけたんです。



ブックサンタとは、NPO法人チャリティーサンタが全国の大変な境遇に置かれた子どもたちに本を贈る社会貢献プロジェクトです。2017年から始まったもので、これまでに累計14万冊以上の本が寄付されています。

プロジェクトに参加している書店に行って寄付したり、オンラインで寄付したり、クラウドファンディングで支援したり、実際にサンタさんになって子どもたちにプレゼントしたり……。

事前に知っていたら、サンタさんになって本のプレゼントをしに行きたかったのですが、ほんの数日前にブックサンタを知った僕にはその選択肢がありませんでした。サンタになるのはまたの機会にして、今からできることをすることにしたのです。

というわけで、昨日、いつもお世話になっているBOOK ACEにお伺いしまして、「ブックサンタ、お願いできますか!」と本を寄付してきました。



寄付したのは、ヨシタケシンスケの『にげてさがして』。最近出逢ったなかでは特にお気に入りの絵本です。逃げること、探すことの大切さを教えてくれる1冊で、今や僕は涙なしでは読めません。

どこにいる誰に届くのか分からないけれど、これを受け取った子の胸に刺さるといいな。この1冊が、不安や迷いを抱えたときに逃げる場所になってほしい。そして、大切なものを見つけてほしい。大切な誰かと出逢ってほしい。そんな願いを込めながら、書店員さんに本を渡しました。

1冊の本が、人生を変えてくれる。

そんな経験をしているからこそ、本が読めない子どもたちにどうにかして本を届けたいと思うのです。昨日は1冊、つまりひとりに届けることしかできなかったけれど、これからはもっと本を届けられたらなと思います。

以前、「本を贈る文化を育てたい」という記事を書きましたが、それを発信して、自分でも本を贈り続けて、その先に待っている未来はどう考えても健全で美しいものなので、これからも変わらず続けていきます。

もしよかったら、来年、みなさんもサンタさんになりませんか? 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。メリークリスマス!

20231225 横山黎



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