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1年かけて自分の価値を高めてきた。

――自分が何者であるかを明確にすることによって、新しいマッチングが生まれ、新しい仕事が生まれ、新しい絆が生まれるんだと思います。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「1年かけて自分の価値を高めてきた。」というテーマで話していこうと思います。

📚大学生作家として

僕は今、大学4年生です。国立大学の教育学部に通いながら、大学生作家として日々創作にまつわる活動をしています。小説を書いたり、手売りしたり、本を届けるためのイベントを開催したり、毎日noteの記事を書いたり、いろいろやっています。

振り返れば、そういう活動を始めたのはここ1年のこと。およそ1年前に初書籍を出版したことが大きなきっかけでした。

「本を出したら作家」という定義が正しいかはさておき、初書籍『Message』を出版したことで僕は晴れて作家になれたわけです。大学生作家という肩書を使うようになりました。

自称ではありますが、作家になったからにはちゃんとしなければいけません。胸を張って作家ですといえるための姿勢をつくらなければいけません。ついこの間までただの大学生だったというのに、いきなり大学生作家という肩書を持つようになったから、僕の心はびっくり。どうすれば作家として振る舞うことができるのか、意識を変える必要がありました。


とりあえず環境を変えなければいけないと思ったこともあり、僕はnoteで告知したり、自ら手売りして、その様子をストーリーにあげて、胸を張って「本を出しました!」と発信してきたんです。

そんな意識をもちながら1年も過ごしていれば、自分の立ち振る舞いも、居場所も、アプローチの仕方も、なんとなく分かってきて、少なからず作家としての信頼をつくることができました。

大学の友達からは「横山先生」と呼ばれるし、最近お世話になってるはやぶささんからは「文豪」と呼ばれています。もちろんネタ要素もあるんだろうけれど、僕はそれに上手く乗っていく方がおいしいのでまんざらでもない顔で受け答えしているんですよね。最近はもはや違和感がなくなってきました(笑)

この1年、大学生作家として過ごしてきたからこその今がある。最近はそんなことを思います。1年かけて自分の価値を高めてきてよかったと、心から思うのです。



📚きっかけは元カノの言葉

僕は小学5年生の頃から小説を書くようになって、中学高校大学と執筆を続けてきたけれど、その間、いろんな創作に手を出していました。中学生のときは演劇、高校生のときは軽音楽、大学1年生のときはYouTube……もともと絵を描くのも好きだったし、クイズをつくったり、詩や俳句をつくるのにもはまった時期がありました。

そんな僕が今、小説を中心において活動するようになったきっかけは、大学1年生のときに付き合っていた元カノ(サラ)の言葉でした。先にいっておくと、今でも仲良しの友達です(笑)

僕がYouTubeを毎日投稿していた頃、サラからいわれた言葉が転換点だったんです。

「れいくんは小説の方が向いているよ」

何でもない言葉です。いってしまえば誰でも言えるような言葉。だけど、僕はサラの持つ言葉の力に信頼を置いていたから、とっても響くものがあったんだと思います。もしかしたら、ずっと待ち望んでいたのかもしれません、1番言ってほしいときに言ってくれた、つまりタイミングにも起因しているのかもしれません。

とにかく、その言葉があったから、僕は「やっぱりこっちの道だよな」という確信を持てたのです。

それが大学1年の11月の頭。その言葉をきっかけにYouTubeはやめて、小説の道へ舞い戻ってきました。そして、いろいろな方法を探りながら、20歳の物語を綴り、本にして、出版して、届けて、届けて、届けて、今に至るというわけです。

サラの言葉がなければ小説の道に戻るのにもう少し時間がかかっていたかもしれません。もしかしたら、戻ってこれなかったかも。そう思うと、感謝しかありません。


実は今、サラとのエピソードをベースにした物語『君はマスクを取らない』をつくっているんです。今紹介したエピソードをさりげなく挿入しようかなと考えています。僕の人生を変えてくれた大切な瞬間ですから。

ちなみに今度『君はマスクを取らない』のイメージ写真を撮影するために、サラとカメラマンのなおくんに会います。使い方は未定ですが、もしかしたら本にしたときの表紙にするかもしれないし、noteで公開するときのサムネにするかもしれません。

撮影後、また記事にして共有しますね!


📚何者であるかを明確に

今さらっと紹介したなおくんにも最近よくお世話になっていて、僕のことを可愛がってくれます。ちなみに、この前、僕の写真を撮ってくれました。めちゃくちゃお気に入りの1枚になり、最近事あるごとに記事に貼り付けています(笑)



なおくんと出逢ったのはつい2ヶ月くらい前のことでした。僕のことを大学生作家として受け止めてくれた人です。

多分、僕がひっそりこっそり作家をしていたら、ここまでいろんな人とつながることはできていなかったと思います。自分で届けにいったからこそ、縁の輪が広がっていったのかなって。

人が人を呼び、気が付けば手売りは200冊を超え、ラジオに2回も出演して、今は映画づくりにも参加しています。これからも面白い未来が待っていそうです。


そういえば、昨日、知り合いから子どもたちに作文について教える仕事の依頼が来ました。ついでに自分の活動について話してもいいとのことなので、断る理由がありません。

自分が何者であるかを明確にすることによって、新しいマッチングが生まれ、新しい仕事が生まれ、新しい絆が生まれるんだと思います。

かくいう僕もまだまだなりたい自分にはなれていません。1年前の僕が想像もしえなかった未来に立っているけれど、まだまだいけると思います。これからも変わらず自分の価値を磨いていこうと思います。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20230619 横山黎



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