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さて、年賀状を送ろう。

年賀状を書く機会が年々少なくなってきている気がする。
なぜならわたしは祖父母宅にしか送らなくなったから。

時代の流れを感じる。

おみくじ付きのシールやスタンプを買ったり、
はがきプリントであれがいい、これがいいと選んでいた覚えがある。

わたしは、日本の季節の行事の中で最も好きなのは
この年賀状の時期だ。

はがきの表面にはくじが付いているから当たるか当たらないか
抽選発表の日が気になったり。何が当たるかな?と考えるのも楽しい。

わたしは毎年祖父母宛に年賀状を送っている。
小5から始めて、かれこれ9年程のわたしと祖父母の
“年中行事”になりつつある。

具体的に覚えていないけれどある日、電話で祖母に言われた言葉がある。

送ってくれる年賀状や手紙を大きいカンカンに入れとるけんな。
字が上手くなっとる。

とても嬉しかった。
わたしは小3から小6まで書道を習っていたのに
字が恐ろしいくらい下手だったから。

年賀状を出す人は年々減少傾向にある。
スマホの普及やSNSの普及が考えられる。

時代と共に考え方や伝統は変わっていく。
けれど、年賀状は何があってもなくしたくない。

スマホで打った字 と 直筆 で
どちらが気持ちが伝わるか?と考えるとやっぱり直筆が
思いを伝えることが出来る手段かな?と思う。

来年は丑年だ。丑年は可愛いデザインがたくさんあって
何を描こうかなと最近悩んでばかりいる。

“たった1枚のはがき” が もしかしたら “何かを変える1枚のはがき”
になるかもしれない。