昨日は結局欠席を選んだ息子。

今朝も朝からどんより…

「なんかまた行きたくなくなってきたな…」


うん、うん。

そんな表情だよね。


「そうなんだね〜」

本人からの欠席の決断を待っていたとき、ふと、先週ようやく芽出しが終わってバケツに張った土に植えたお米が気になった。


おもわず

「そういえば稲のバケツの水無くなってないかな」

と口にすると、息子も、

「あ…どうだろう…気になるからそれだけ見てすぐ帰ってくる」

急遽、学校に行くことに。


学校について、予定通り稲を植えたバケツが置いてある中庭に行ってみると、低学年の児童がわんさか。


息子はとっさに相談室に戻る。


中庭が空になるまで、昨日、100円ショップで買った“フェイクレザーキット”でキャスケットを作成しながら待っていた。


そこに担任の先生が登場。


実は次の授業こそが、息子が最近ずっと葛藤していた“自然の家の準備活動”


とはいえ、私は昨日、今日の息子の様子から99%行かないと思っていた。

(今日も「すぐ帰る」宣言していたし…)


がしかし…


「みんながいるところに行くより、先に行っておいてあとからみんなが来たほうがいい」

ということで、先生と話し合い、授業開始10分間で行われる学年全体の説明中に、誰もいないクラスに先に行って待っている、という方法で息子はやってのけた。




本当に行ったわ…


息子が教室までは付き添いを希望したので私は廊下で待機。

すると後半、突然息子が私を見て「シッシッ」と、犬を避けるようなジェスチャーを見せた。


つまり「戻っていい」のサイン。


結局息子はその後の給食も教室で食べて昼休みにひょうひょうとして帰ってきた。


「やりたい」が「やる」になったね。






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