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内側も楽しい十和田の黄色い南瓜

知らずに好きになっていた事について語ります。

先日直島の黄色い南瓜が海に流された後に回収されたというニュースを見て、漂流してしまったら海中の生物たちもびっくりしてしまうと思うのでホッとしました。

西沢立衛氏が設計した十和田市現代美術館の向かい側が南瓜の他いくつかのアートが置かれている広場になっており、世界中から美術館とアートを見に人々が訪れる。すぐ近所に安藤忠雄氏や隈研吾氏の設計した建物もあり、お得感のある十和田。

1.色彩と光沢がシュールで中毒になる
草間彌生氏といえばドット。このドットが絶妙に毒々しい色彩で描かれる。立体物に至ってはテカテカしててキノコだったら絶対毒キノコ。けど毒だとわかっていても食べたくなってしまう‥。

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2.どんな場所でも異彩を放ち、意外に調和してる
直島では海を背に、こちらの南瓜やキノコは十和田市の中心部に存在する。こんなに奇抜なのに大自然でも街中でも案外馴染んでいるのが不思議。キーホルダーもTシャツも可愛い。

3.反復性がもたらす安堵感
精神的に不安定な状態の時に連続や繰り返しに遭遇すると安堵感を覚える。曼荼羅塗り絵的な。奇抜と思われながら、繊細なドットの反復のデザインが人々に安らぎをもたらすのだろう。

このアイコニックな南瓜のデザインは会うたびに愛着が湧き、直ったら直島の南瓜にも再会したいなと思う。



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