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2023春学期終了&草むしり&ショック・ドクトリン

久しぶりのnote
2023年前期、気になったもろもろ備忘メモ。


1.2023年前期終了

2023年の春夏クオーター(前期)が終わりました。今年は、久しぶりのオール対面授業の大学もあり、久々に刺激の多い15週間でした。
オンラインでレポート指導をした大学では、レポートの採点終了後にコメントを返す用事があり、7人ほどにメールをしたのです。
返信があったのは、留学生のおふたりだけでした。
丁寧な文面で、お礼が書かれていました。
こういう一つ一つの対応や応答がきちんとできるのって、幼いころからの習慣やお家の教育の賜物だろうなと思うわけで、
あー、いいご家庭で大切に育った方なのだろうなと想像したのでした。
オンラインだと、対面ではない分、余計に文字や返信などで伝わる人間性に癒されるのです。
今年最も印象的だったのは、能力がないとコメントを書いてきた学生です。
マインドセットの考え方や、完璧主義を手放し、最善主義でいこうと伝えると、「高校とは違って、教員や指導員との関りのなさを感じていたところ、大学に入って、初めて人間味を感じた」とフィードバックがありました。
オンラインで文字のみでのやり取りは、顔が見えない分、無機質な印象を与えかねないので注意が必要だなと思いました。
担任制で細やかに目を配ってもらっていた高校時代から、大学生になり、主体的に動いたり、学んだり、人と関わらないとならない状況に慣れるのに少し時間がかかる学生もいますからね。
特に今年の大学1年生は、コロナで3年間対面ではない高校生活を過ごした学生たちだということなので、今まで以上に意識しています。
人との関りや信頼関係、文字でのやり取りと心遣いなど改めて考えさせられた半期でした。

2.ドクダミと草むしり前の栄養対策

気になっていたけれど、なかなか時間が取れず、今朝、ようやく6時起きで家の周囲の草むしり。
日曜の朝は犬の散歩で歩く人くらいで、静かで気持ちがいい。
昨年、ドクダミの八重があまりにかわいらしく、気に入ったため、どうせ家の周囲に雑草が生えるなら、役立つ雑草が良いと大叔母の家から、八重と一重のドクダミをもらってきて植えたのです。さすが雑草。ちゃんと根付いていました。トップの写真は八重のドクダミです。可憐ですね。

ドクダミはドクダミチンキ(虫よけ)にしたり、ドクダミ茶など、使える雑草なのですね。驚きの成分や栄養素そして、効果。
まず、ドクダミには抗炎症作用、抗菌作用、抗酸化作用[1]があるそう。「やっかいな雑草として駆除されることも多いのですが、日本薬局方にも収載されているれっきとした生薬。生薬名は「十薬(じゅうやく)」といい、その高い薬効から、内用だけでなく外用でも利用されてい」て、葉、茎、根全草使える[2]薬草なのだそう。そして、デトックス効果や動脈硬化予防、血行改善[3]などの効果・効用がうたわれています。
ドクダミは「ゲンノショウコ、センブリと並ぶ『日本の三大薬草』」[4]とも呼ばれ、ケルセチンやビタミン、ミネラルなど[4]の成分が含まれているらしい。すごいですね。
香りが独特だけれど、これだけ効果効能、栄養があると知ると、大事にしちゃう🥰
ドクダミをよけて草むしりしていると、例年とは違う雑草が生えていることに気づいたのです。なんだろう、不思議。ドクダミで雑草の生態系が変わったのかしら。

さて、草むしり前の栄養補給としては、まず、朝、何も食べずに動くとエネルギー不足で、少ない筋肉を壊してエネルギーにしちゃうでしょ。筋肉少ない私には致命的なのです。
前夜から10時間ほど何も食べていない状態なわけで、低血糖対策と、エネルギー不足対策をしてから動いた方が良いなと思って、温泉卵とプロテインを10gほど飲んでから草むしりを始めました。
まだ涼しい時間帯に小一時間、エネルギー切れにならず草むしりして、終わってから捕食で小さなおにぎり食べて、シャワー浴びて少し休憩。その後、しっかり朝ごはんをいただきました。
自分の体の傾向を知ってからは、このようなちょっとした栄養対策ができるようになってきました。

3.100分de名著「ショック・ドクトリン」

多くの人に勧められて観た、100分de名著の「ショックドクトリン」[2]。
御覧になりましたか?
人は誰しも、壮絶なショックがあると思考が停止するのですね。多くの人が思考停止になっている間に、まさに、どさくさに紛れるように、いろいろな法令が決まったりする状態があるという注意喚起のお話。
ショックドクトリンのショックの状況は、猫が車のライトを浴びて道路でフリーズしてしまうみたいなイメージかな。

百分de名著「ショック・ドクトリン」[2]

春学期の文章指導終了後にと積んでおいた「堤未果のショック・ドクトリン」[3]も読了。
3.11を振り返ると、おさまらない揺れの中、家族の安否確認。電車やバスなどの交通機関が止まり、溢れかえる帰宅困難者。動かない高速道路や幹線道路。流れる津波の映像やコンビナートの火事、福島の原発。断水や停電などなど、恐怖や不安やショックで思考停止状態になった経験があります。
だから、ショック・ドクトリンの構造や流れが理解できました。
今後また起きるとも言われている新種の感染症や、その他さまざまなショックが起きた場合、「ショック・ドクトリン」を知っていれば、落ち着いて対処できる可能性が高まるし、知らないよりはショックからのリカバリーが少し早くなるのではないかなと思ったのです。
親の不安は子どもに伝播するから、不安が強い親の子どもは不安が強い傾向があるということもわかってきていますからね。
大人が状況を俯瞰して、恐怖やショックをうける時間をできるだけ短くして、子どもたちに良い影響を与えたいものです。そのためにも、「ショック・ドクトリン」を理解しておくと良さそうです。


さて、さて、積読がたまっています。どんどん読まないと、秋が来てしまいますね🥰
では、今日も良い一日を!

参考文献

[1] 「化粧品原料製品カタログ:ヤマダ薬研」p.7
https://www.yakken.jp/common/ekisu.pdf

[2]簡単!手作り発酵どくだみエキスの作り方レシピ -Food for Well-being-かわしま屋 (kawashima-ya.jp)

[3]どくだみの効果効能|チンキやお茶など活用法もご紹介-Food for Well-being -かわしま屋- (kawashima-ya.jp)

[4]山下薬草店


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