見出し画像

かっぱえびせん甘えび フランチャコルタの爽やかな果実味と塩味への調和

2023年11月20日より発売されているかっぱえびせん甘えび。金色のまばゆいパッケージと、素材をまるごと練り込んだ、そして期間限定という謳い文句に釣られてしまう。

ちなみにかっぱえびせんは1964年発売開始ということで今年で60周年。大人になって食べる機会が減ったが、酒のつまみにもなる。
合わせたのはスパークリングワイン2種。まずはイタリア ロンバルディア州のフランチャコルタに。

コンタディ ・カスタルディ, ブリュット, フランチャコルタ, イタリア, 2,888円
Contadi Castaldi, Brut, Franciacorta, Italy, 12.5%

グリーンがかったフレッシュなイエロー。注ぐと細やかな泡が力強く立ちリングのように残る。その後の泡の立ち上がりは穏やか。
香りにはフレッシュな青リンゴ、快活な果実香が独占的。白い花、イースト香は軽いがほんのり。
味わいはライトでフレッシュで快活な果実味、力強くシャープな酸味が舌をギュッと掴むよう。思いのほか黒ブドウのタンニンも力強く残る。ほんのりと塩味、ヨードのようなほろ苦さ。シャープで潔い突き抜けた酸味に強い個性。
(90/100)(1月1日)

かっぱえびせん甘えびにワインを合わせていく。かっぱえびせん甘えびはふわっとしていてスナック感は通常のものより控えめ。塩分も穏やか。そのうえで余韻に海老の風味がふんわりと残る。ライトで胸焼けする感じがなくいつまでも食べられそう。
ワインのライト、フレッシュな風味ボリュームが、同じく通常タイプに比べフレーバーが穏やかで上品なえびせんにマッチ。かっぱえびせんの塩味にもスーッと寄り添う。相性: ★★★☆☆

続いてカリフォルニアのスパークリングワインに。

ルイ・ポメリー, 12.5%, 3,289円
Louis Pommery

ゴールドがかった明るい色調、注いだ瞬間は力強いが、ふと時間が経つと細やかな泡がやや繊細に控えめに。
香りには焼きリンゴ、りんごジャムなどはっきりと甘みの強いりんごがこれまたズドンと分かりやすい樽のバニラ香とともに力のあるボリュームで。とはいえほんのりと海藻のヨードのフレーバーもあり、パワーのみでなく奥行きやニュアンスに富む。
味わいにはジューシーな口当たり、香りから想像されるほど果実味のパンチはなく力はあるがまったり、ゆったりと広がる。鼻腔を抜けるローストやヨードの香り。酸味はキュッと引き締まってメリハリ、余韻に塩味のようなニュアンス、ほろ苦さがゆるゆると広がる。
(89/100)(12月29日)

かっぱえびせん甘えびに。ワインのほろ苦いトースト香が強く、風味の軽快な甘エビのかっぱえびせんに勝ってしまう。ケンカはしないが高め合いもなくもったいない。相性: ★★★☆☆

#シーフードにワイン
#ポメリー
#フランチャコルタ
#かっぱえびせん
#かっぱえびせん甘えび
#カルビー
#コンタディ カスタルディ
#pommery
#contadicastaldi
#seafoodandwine
#shrimpsnacks
#franciacorta

この記事が参加している募集

おうち居酒屋やってみた

イチオシのおいしい一品

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?