先日飲み会の帰り、期間限定のバーガーの広告を見つけ、マックに吸い寄せられてしまった。ハワイ気分を味わえる！『ハワイやんバーガーズ』。7月26日（水）からの発売らしい。その限定ーバーガー3種のうち、ガーリックシュリンプを購入（470円）。
　飲み会帰りに買ったは良いが、家に着くと疲れてすぐに寝てしまったので翌日に。開封してトースターで温める。レンジで温めるとベチャっとしてしまうので面倒だがトースターで。少し焼き過ぎてバンスに焦げが入ってしまったが許容範囲。

　さてバーガーをひと口。ミンチにされたエビの風味と、ガーリックの刺激的なフレーバーがドカンと味覚を襲撃する。これぞファーストフードといった先制パンチ。プリプリ食感に続いてエビの風味やってくるのではない。いきなりドカンとエビ。ガーリックも食べる前はそこまで気配を感じなかったが、口にした瞬間に調味料に詰まった風味が爆発する。ひと口入れた瞬間に前座なくクライマックスがやってくる。これはこれでファーストフードの醍醐味だが、私はたまにで良いかな～。
　6月にもマックの期間限定を買ってしまったが、そのときの平成バーガー焙煎ごま えびフィレオにはカヴァの相性が素晴らしかった。

　さて、今回もスペインのロゼのカヴァに合わせてみる。こちらは1,300円ほどでコスパ素晴らしい一本。

ボデガス・ビセンテ・ガンディア, マルケス デ チベ, カヴァ ブリュット ロゼ, 1,304円
Bodegas Vicente Gandia, Marqués de Chivé, Cava Brut Rose

　1885年設立、約130年間バレンシアワインの生産に力を注ぐ。ガルナッチャ100％。香りにはグレープフルーツそして強めに柑橘果皮のほろ苦い香り、茎系のヴェジェタルなスパイシーなヒント。味わいの果実味はやや控えめ、こぎみよい酸味。トップからビターなニュアンス、鼻腔に干しわらのようなスパイシーなフレーバー。気軽な果実味に引き締まったドライな余韻。フェリシティで購入。

　ハワイやんバーガーズ”ガーリックシュリンプ”にワインを合わせる。エビのプリプリ食感はあまりなく、エビカツからガツンとやってくるエビとガーリックマヨネーズの奏でるややジャンキーなリズムに、カジュアルなカヴァの泡の刺激、穏やかな果実味と黒ブドウの渋味がちょうど良い。カヴァのほんのりとしたスパイシーなヒントが絶妙に調和。先日はイタリアのスプマンテとハンバーガーの相性を絶賛したが、同じくスパークリングのスペインのカヴァも素晴らしい。気取らず1,000円台のスプマンテ（イタリア）やカヴァ（スペイン）とハンバーガーの相性体験をどうぞ。相性: ★★★★☆