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タケノコのアサリの佃煮添え サルディーニャ島の自然派ワイン

成城石井で茹でタケノコとアサリの佃煮を購入。アサリは外国産、味付けには三重県生揚醤油使用。
どこか土の香りを含むアサリは、きっと山の恵みのタケノコとも相性良かろうと、トッピングしてワインのつまみに。合わせたのはサルディーニャ島の白ワイン2種。いずれもヴェルメンティーノ品種。

まずはサルディーニャ島の自然派のパーネヴィーノのもの。最近、サルディーニャ島のヴェルメンティーノ品種で造られたワインにはまっているが、この自然派のワインはなかなか難解。コンディション不良だったか。

パーネヴィーノ, アルヴァス, 2021,  イタリア, サルディーニャ, 7,370円
Panevino, Alvas

自然派の造りらしく琥珀がかり濁りも強め。
香りにはヴィネガー、ダージリンやウーロン、ハーバルなタッチ。少しホコリっぽいニュアンスも。
酸味がやや突出、果実味はままマスキングされ出てこない、旨味もそれほどなく滋味も感じず。ただ、しばらくするとアプリコットリキュール、パッションフルーツリキュールが混じり、これが本体ならば極上のワインだ。
(87/100)(3月9日)

続いてサルディーニャ島のシッドゥーラのワイン。

シッドゥーラ, スペーラ, ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ, イタリア, 2021, 14%, 4,246円
Siddura, 2021, 14%

ややはっきりとした色調。
香りにはハーブと海水に濡れた貝殻をビビッドに、鼻が乾くような鉱物のニュアンス、スモーキー。そして強めにムスクが熟したグレープフルーツ、レモンの明瞭な柑橘香に入り混じる。
みずみずしい果実味にはやや強めに柑橘の風味、ほろ苦さとどーんとミネラル、中庸からやや明瞭な酸味、複雑で果実味以外のニュアンスに富む充実の余韻。
(90/100)(3月9日)

タケノコのアサリの佃煮添えにワインをあわせる。残念ながらいずれのワインにも、アサリから生臭みが立ち上がってしまった。そもそもアサリの風味が期待していたレベルではなく、下処理にもう少し工夫した方が良さそう。ジャリっとした食感とわずかな苦味が気になった。ワインのせいではなさそうだ。相性: ★★☆☆☆

#シーフードにワイン
#タケノコ
#アサリ

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