手に持った感触、開封した時の見た目。アレっという感覚。私がこれを定期的に食べていた子供のころから身体が大きくなったからという理由だけではない。

　実際にうまい棒のサイズは原料費高騰の影響もあり徐々に小さくなっている。内容量は2007年秋まで7〜9g、2010年1月時点で5〜6gとなった。サイズを小さくすることでは原料費高騰のインパクトを吸収しきれず、2022年4月出荷分より10円から12円に値上げとなった。それでも小さい頃に食べていたものと味は同じ。いつも好んでめんたい味とたこ焼き味を食べていた。
　今回は紫色のパッケージで変わらぬ、めんたい味。さくさく食感で縦長に割けるのも記憶の通り。辛味がピリッと刺激的。そうそう、こんな感じで結構辛かった。オッサンになった今、コーラやファンタではなく、スパークリングワインを合わせてみた。スペインのカヴァ。1,300円のお気軽カヴァのロゼ。めんたいなのでシーフードということにしてこのNoteに。

ボデガス・ビセンテ・ガンディア, マルケス デ チベ, カヴァ ブリュット ロゼ, 1,304円
Bodegas Vicente Gandia, Marqués de Chivé, Cava Brut Rose

　ワインについては先日のNoteに。1885年設立のワイナリー。ガルナッチャ100％で造られる。香りにはグレープフルーツそして強めに柑橘果皮のほろ苦い香り、茎系のヴェジェタルなスパイシーなヒント。味わいの果実味はやや控えめ、こぎみよい酸味。スパイシーなフレーバーも。気軽な果実味に引き締まったドライな余韻。フェリシティで購入。
　うまい棒めんたい味にワインを合わせる。サクッと噛むと広がる刺激的な辛味、少しジャンキーでオイリーなスナックの味わいに、カヴァの泡と酸味の刺激、スパイスのフレーバー、そしてやや控えめな果実味が絶妙に重なる。スナックの余韻をカヴァが心地よくリフレッシュしてくれ、次のひと口、一杯が進む。うまい棒にカヴァ、悪くないです。相性: ★★★★☆