見出し画像

ランニング禁煙のすすめ

前回のエントリーで私の禁煙について記載しましたが、もろもろ調べてみると私の禁煙法は中々理にかなっていたようです。

喫煙によるニコチン中毒の症状として、アセチルコリン受容体なる物質とニコチンが結びつき、ドーパミンやらセロトニンという脳内快感ホルモンが分泌するらしいのですが、非喫煙者はこのアセチルコリン受容体と結びつく物質を体内で生産することができます。
ニコチンを摂取することで、身体がこの結合物質を生産しなくなり、ドーパミン、セロトニンの快感を求めてニコチンを摂取するという連鎖が、喫煙習慣と言われるものだと理解しました。

では、なぜランニング??
という話ですが、厳密に言うと「ランニング」ではなく「ジョギング」だと思ってください。
ジョギングでなくても良いのですが、低負荷(最大心拍の50〜70%)の心拍数で、同じ動作を繰り返す有酸素運動なら何でも良いです。
私の場合はランニングと自転車の2つでした。

この低負荷有酸素運動はこちらの記事にもあるとおり、幸せホルモンの分泌を促すということです。

そのこと自体は、過去に妻が精神の疾患を抱えた際に栄養学とともに学んだことがありましたが、結果的に自身の卒煙と因果関係があったと後に気づきました。

アセチルコリン受容体との結合という方法以外で、幸せホルモンさえ分泌されてしまえば、煙草を吸う理由が無くなるということになりますね。

精神的なキツさが無いわけではなかったですが、身体的な厳しさは今までの禁煙法に比べると、非常に少なかったように感じます。

ただ、私の場合は無職期間に時間があったため、ホルモン分泌のための運動時間を比較的確保がしやすかったというアドバンテージがありました。

おすすめとしては、夏休み期間や年末年始などの長期休暇を利用して始めることをおすすめします。

もしくは、通勤を自転車にすること。
後者の場合、近すぎたら意味ないです。

理想としては10キロ以上の距離でしょうか。ベストは15キロくらいだと思います。

私の感覚では30キロ以内であればイケます。ですが20キロを超えるとハードです。恐らくまわりのひとには超人を見るような目で見られるでしょう。

それでも煙草を辞めたいと思う人はチャレンジしてみてください。

要は煙草以外の方法で、幸せホルモンの分泌を促してしまえば喫煙の必要性がなくなるということです。
ニコチンの摂取を断ってから3週間でもすればアセチルコリン受容体との結合物質を身体が再生産を始めるそうです。そうすれば有酸素運動の必要性もなくなるのですが、恐らくその頃には運動習慣にハマって継続して運動をしていることになるでしょう。

これで単なる禁煙、卒煙だけでなく、運動習慣も身につけて、健康増進効果としては高いものが得られそうですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?