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生きてるのであれば、心震わす熱狂を。

喜怒哀楽
そんな言葉があるけど、人間の心を四分割で考えようだなんて無理なもんです。人間の感情ほどごちゃごちゃしていて、境界線がよくわからないものはない。

そんな我々の人生で、特におおきな感情を与えるのが、なにかに熱狂している時間。

熱く狂う。
近頃、日本人の何かへの熱狂度合いは落ち込んでいるのではないかと思う動画と、出会った。

置いてかないでくれ、人生を賭けても良いくらい大好きでした、と泣き叫び、真夏に熱中症で倒れる56人ものファン。
そして告別式でForever loveを歌うToshiとピアノを弾くYoshiki。

正直この状況、現在23歳の俺は目が離せなくなった。

コメント欄には
こんなに早く弾いてしまうForever Loveは初めてとのこと。

見て貰えばわかるんだが、今の日本人はここまで熱狂「できる」のだろうか。
もちろん、日本に根付くオタク文化は、今も健在。「推し」なんて言葉は逆に近頃普及してる気がする。
けど当時とは異なるものを感じた。

当時は1998年。
SNSなんてもちろんなければ、メディアのパワーバランスも違う、バブルの余韻も残る日本。
多様化なんて辞書の言葉で、テレビで選べるチャンネルなんて、両手で足りるか足りないかくらい。
なんだから、自ずと似たような方向に持っていかれる。(多分)

おそらく現代も熱狂を内側に抱えているんだけど、同じ方向にこれだけの人数が向くことが少ないし、吐き出し方も色々あって霧散してるのかも。

熱狂はパワー

俺が強く感じたのは、この人たちのパワー。
熱狂はパワーだ。
この人たちの熱狂パワーで、国を変えてしまいそうなほどの、力を感じた。
家一棟くらい破壊してしまうのではないかというエネルギーだった。
どうだろ、今の日本にここまでのパワーはあるかな。

うーん、結局国力なんじゃなかろうか。
イケイケどんどんな、国民のパワーはこんだけすごかったんだと目の当たりにした。
バブル崩壊してキツかった時代なのかもしれないけど、逆に、逆にだよ、バブルを経験して夢を一度でも見てしまったからこそ、そんな時代だからこそ、X JAPANは人々を熱狂させたのかもしれない。

俺はここまで熱く狂う自信は正直ない。狂っても正気がどっかにあるし、現実を見ちゃう。(俺の性格か。)
けど、似たような感情にもなったことはあって、他が見えなくなり心震える、鳥肌が立つ感覚。
これをずっとずっと生み出していきたい。
やっぱ人間これがないとね!

ただ、ここまで長文書いてきたんだけど、全部覆せる考えもあるよ。
X JAPANを超えたバンドは未だ現れていない。のかもしれない。という。

もしそうなのであれば、単体のカリスマが世の中を変えることだって可能なのか?これは夢あるな。
現代社会でも、単体で世の中を変えるほどのカリスマが現れるのでしょうか。

日本の変化なのか、XJAPANがとんでもないのか、皆さんはどう思いますか?
じゃあまたね。

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