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写真 | 梅が見頃になるとひとり思い出すこと。

今日、約2年ぶりに梅の花を撮影してきた。
元々、大学時代から写真を撮ることが趣味だったのだが、仕事でも必要に駆られてカメラを手にすることが増えてから(とはいっても素人レベルだ)、なんとなく疎遠になっていた。
それが、仕事でまた撮影する機会が減っていくと、今度はまた趣味で写真を撮りたいと思えるようになった。私は仕事が好きだけど嫌いなんだと思う。好きなものを食べすぎると、しばらく食べたくないと思ってしまうのと同じ要領で。
ところで、私は梅の花が好きだ。
上品な香りと種類にもよるが冬の終わりを告げる鮮やかな色合いが、冬が苦手な私にとって見ていて何よりも嬉しく思える瞬間だ。
実家にある自室の出窓からは梅の木が見えて、2月になると待っていたかのように綺麗な花が咲くので一日中梅の花を窓越しに眺めながら読書やお茶に耽ったりもしていた。
そんな私が、久しぶりに梅の花を見に出かけた。
この二年間はコロナ禍でなかなか思う日取りに足を運ぶことができなかったが、今年はタイミングが合い見に行くことができた。

梅の名所ということもあって、まだ七分咲きだけれど本当に綺麗な光景だった。
私は撮影の時は人を待たせなくてよいという理由から、基本的に一人で行動しているが、梅を見ていると不思議といつもの孤独感はなくなった。恐らくだけど、それだけ梅を見れたことが嬉しかったんだと思う。
帰ってきて早速現像して、一通り自己満足したので、ここに供養として写真を残していくことにする。

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