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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#63

「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

個人事業主の視線で今目の前の仕事に取り組む

先述の通り、サラリーマンキャリアの最終局面ではこれから多くのシニアは組織を頼らず「独立」して働く必要が出てきます。

そのためには、サラリーマン時代から「個人事業主マインド」で仕事をすることが必要です。

「個人事業主マインド」とは、使用従属関係の中で会社からの指揮命令により仕事をするのではなく、「会社と対等な当事者として業務委託契約(コンサルティング契約)を結び、自らの責任で契約した業務を独立して仕事を完遂させていく」業務スタンスのことです。

「すぐに独立せよ!」というわけではありません。たとえ雇用で働く場合でも、「気持ちだけは個人事業主」として仕事に取り組んでおくのです。

会社のいる8時間を拘束された時間と考えるだけではもったいなさすぎます。

「イヤだ、イヤだ」と1日無駄な時間を職場で過ごす余裕は人生後半戦のこの時期にはありません。

また、以前解説させて頂いた「6ゲン主義」(現場・現物・現実&原則・原理・原点)で生きた現実のケースを取り扱えるのはまさに今というサラリーマン時代だけです。

その際には、自分が外部コンサルタントとして今の職場に入っていると想定して仕事に取り組むと、より臨場感が増します。

「なぜ今この仕事をこのやり方で行っているのか?」今の職場をクライアント企業の現場とみなして、その現場の改善策を徹底的に考え抜き今の担当業務を1/10以下の時間で終わらせることを真剣に考えてみるのです。

10%、20%の改善では面白みもないですし、抜本的な案も出てきません。

外部の視線で今の仕事に取り組むことにより、将来独立した際に即戦力となるための基礎訓練が今の仕事でできるのです。

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