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福島県の教育関連ニュース

11月には、福島県教育関連で気になったニュースが二つほど入ってきましたので、こちらでまとめたいと思います。

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1.福島医大の後藤教授 米ハーバード大教授に就任へ


福島医大総合科学教育研究センターの後藤あや教授が、来年1月1日付で米ハーバード大T.H.Chan公衆衛生大学院国際保健・人口学講座教授に就任だそうです。

元日本医師会長・故武見太郎氏の名を冠したプログラムの主任教授として、世界各地から集う中堅医療従事者向けの研究指導を担当するとのこと。

突然のニュースだったのですが、後藤教授は元々ハーバード大学院の修士課程を修了していたのですね。

そのつながりで招聘されたということは、在籍時と修了後の活動の両方が評価されたということではないでしょうか。

任期は5年だそうですが、就任以降も福島医大に在籍し、学生への教育を継続されるということですので、在籍学生にもフィードバックが期待出来ますし、そうなればとても良い経験になるのではないでしょうか。

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2.ネット活用の広域通信高校「N高校」来年4月、福島郡山キャンパス開設 福島県内初


インターネットを活用する広域通信高校「N高校」の福島郡山キャンパスが来年4月に開設されるとのこと。

N高は、学校法人角川ドワンゴ学園が運営し、ネットと通信制高校の制度を活用した「ネットの高校」として注目を集めています。

通学日数は生徒のライフスタイルに合わせ、週1・3・5日のいずれかを選べ、国語や数学・英語などの教科はオンラインで学ぶ。

授業の大半はオンライン教材で個別に学ぶため場所や時間を問わず、自分の理解度に合わせて学び直しや先取り学習も可能となっています。

卒業時には高校卒業資格を得られます。

今までの東北エリアは仙台キャンパスだけでしたが、2024年には東北エリアの、福島県郡山市・山形県山形市・岩手県盛岡市が新設されます。

郡山キャンパスは、郡山駅前すぐそば・徒歩一分で、定員は100名。
立地も良いですから、県内各地から集まることが予想されます。

次回は12月5日に個別相談会が開催されます。

・とりあえずN高についてもっと知りたい。
・通信制高校の仕組みについて知りたい。

という方は参加してみてはいかがでしょうか。

調べて分かったことですが、N高には中等部もあるのですね。

N高は2016年に開校し、少しずつ全国に展開していますので、ある程度、学校教育のノウハウが溜まってきているのではないでしょうか。

学生の進学方法にまた一つ選択肢が加わったことは歓迎です。



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今回の画像は【Aomy.】さんからお借りしました。ありがとうございます。

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