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部屋の掃除と、きらめきと

師匠も走る師走になって、はや一週間が過ぎました。

巷では、街の灯りもキラキラと、クリスマスムードが高まり、

その後に来る大晦日や新年も、じわじわと、迫り来ているようですが、

僕はと言えば、相も変わらず、マイペースで歩いたり、のんびり生活しています。

それでもちゃんと、仕入れをしたり、商品を出品したり、古物商の仕事もやっています。

それから、猫と一緒に遊んだり、妻と一緒にまったりしたり、絵を描いたりもしています。

そんな中、僕が一番時間をかけてやっているのは、何を隠そう、部屋の掃除に他なりません。

部屋と言っても、僕が扱っているレトロな商品がたくさん並ぶ、ショップのような部屋ですが、

この部屋にあるたくさんの商品を、ひとつひとつ埃を払って、時には磨いて、整理整頓すると、

まるで自分の汚れてしまった心まで、クリアになってキラキラと、きらめくような気がします。

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なおかつ、部屋が綺麗になると、視界や気分も良くなって、運気まで上がったように感じます。

実際、ここ最近は体調も良く、ストレスもなく、商品の売れ行きも、コンスタントに好調です。

それに加えて、仕事への意欲はもちろん、創作のモチベーションも、グッと上がった感じです。

とか言いながら、我が家には、足の踏み場もないゴミ屋敷のような、薄汚い部屋もありまして…。

その部屋の中には、たくさんの紙モノやガラクタが、埃をかむってカオスと化しているのです。

まるで、その部屋だけが、この世界から取り残された、陽の当たらない開かずの部屋のように。

ですから本来は、そこも綺麗に掃除して、要らないモノは全て、捨てるべきかも知れませんが…。

僕はやっぱり、それらを簡単に捨てないで、それらを生かして、復活させたいと思っています。

今はまだ、陽の目を見ない彼らにも、いつの日か、明るいスポットライトを当てたいのです。

それに、そんな紙モノやガラクタの中にも、きらめくようなお宝が、眠っていたりするのです。

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ところで僕は、古物商をやり始めて、十年以上になりますが、こうして楽しく働いています。

この仕事は、公務員や会社員のように、毎月安定した収入や、ボーナスなどもありませんが、

好きなモノに囲まれて、好きな時間に好きなだけやれるのが、この仕事の魅力だと思います。

と言っても、店舗をやっていた頃は、思い通りにいかなくて、悩んだ時期もありましたが…。

いろんな試行錯誤をへて、今の仕事の形になり、とても楽しく、仕事が出来ているのです。

と言うよりも、仕事がほとんど趣味に近いので、きっと余計に、楽しいのかも知れません。

だからこそ、部屋の掃除をすることも、整理整頓することも、楽しくて仕方がないのです。

朝早くから夜遅くまで、嫌々仕事をやっていた、昔の僕とは比べものにならないぐらい。

ですから今日は、カオスと化した開かずの部屋の扉も開けて、整理したいと思いつつ、

その楽しみは、来週か、再来週か、大掃除をする年末に、取っておこうと思います^_^

念入りに掃除をすればキラキラときらめく部屋も冬のひかりも  星川孝

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