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【モンキ】おぼえ書き_037 双極性障害と生きていく その5

みなさんどうも。「モンキ」です。
以前の記事「双極性障害と生きていく その3」https://note.com/rewave_colorful/n/n92441dc4c20f

で書きましたが、私は双極性障害と共に、強迫性障害も持っているように思います。
今回は、強迫性障害に対する取り組みと、現在の状態について書いていきます。


まず、強迫性障害の中で特徴的なものに、強迫行為というのがあります。
強迫行為とは、ある考えが頭から離れなくなり、その不安を払しょくするために、同じ行動を何度も繰り返してしまうというものです。
例えば、家を出てから戸締りをしたか気になって、帰って玄関を確認するという具合です。
不安になるくらいなら誰にでもあることだと思いますが、日常生活が困難になるくらいひどくなるのが、強迫性障害です。

私の場合のきっかけは、双極性障害によるうつ状態がひどくなって、集中力が低下したことにより、仕事上のミスが増加したことにあります。
お客様からの苦情や上司からの叱責が怖くなり、作業結果を何度も確認するようになっていきました。
確認行動が増加すると、当然能率が悪化します。
他社員から応援をしてもらうことが多くなり、迷惑をかけているという罪悪感と、自己否定感が増加しました。
結果、更にうつ状態がひどくなり、集中力がなくなり、ミスが増加するという悪循環に陥っていきました。

最終的に確認行動は勤務時間中だけではなくなり、夜にお客様の家を訪問し、届けた商品に誤りがなかったか確認してもらうようになりました。
明らかに異常だったと思います。

何か具体的な対策を立てなければならないと思い、関連する書籍などにより勉強しました。
その時に見つけたのが、「曝露反応妨害法」というものです。

「曝露反応妨害法」とは、簡単に言うと確認行動を我慢することです。
例えばガスの元栓を閉めたか不安になっても、確認しにいかないことによって克服していくというものです。
それだけ聞くと、大変乱暴なやり方ですよね。
もちろん最初から全く確認行動をしないようにすると無理が出ます。少しずつ辞めていくようにするのです。

私が「暴露反応妨害法」に取り組む際に気を付けたのは、不安の感情は障害によって自動的に引き起こされているものだと、しっかり認識することでした。
つまり確認行動も自動的に引き起こされているもので、意識すれば克服できると言い聞かせていました。

不安を感じているなと自分の感情を客観的にみる。
そして、確認行動は必要ないなと客観的に考える。
客観視は障害と付き合っていくために必要なことだと思っています。

取り組みを始めてしばらく経ちましたが、確認行動は減ったと思います。
確認行動をしなくても問題ないという実績が少しずつ積み重なり、不安が徐々に減少してくるのを実感しています。
それと、たまに失敗してもしょうがないと割り切ること、自分に甘くすることも大事なのかもしれません(笑)。
なんにせよ、自分の取り組みが結果に出てくるというのは嬉しいですね。

この調子で、双極性障害にも良い影響を及ぼしてくれるとありがたいと思っているのですが、そう簡単にはいかないみたいです。
最近、明らかにうつの兆候が出ています。
しんどい、辛い、消えてしまいたい。

自分なりに分析してみるのですが、これといった原因がつかめていません。
仕事が問題なのかとも考えてみるのですが、休みの日も憂うつな気分が続いているので、仕事のせいばかりではないと思います。

そこで、これまで書いてきた「おぼえ書き」を読み返してみたのですが、私の抱える問題点の中の孤独感という言葉が引っ掛かりました。
リワークスクール カラフル・金沢に通っていた頃に比べて、復職してからはコミュニケーションを取る機会が減少しています。
コミュニケーション不足により孤独感が増加して、うつ状態を引き起こしているのだろうか。

でも、誰とでも話せばいいというわけでもないのです。
うつ状態で人と話すのは少し辛いですし、特に、自分が苦しんでいるドロドロとしたものは、誰にでも話せるものではありません。
人との触れ合いを求めているはずなのに、人を選んでいる自分がいる。

辛い気持ちを聞いてほしい。
けれど本当は楽しい話がしたい。
どうしたらいいのか。

今はこんな考えがグルグルしています。

とりあえず、高カカオチョコでも食べてゴロゴロしよう。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、復職後の現状について書こうと思います。

現在の状態:重いうつ状態