ヤングケアラーに必要なのは頼れる大人
こんにちは!
弟が障害手帳持ちで、おばあちゃんの在宅介護も経験あり看護師の松本有加です😊
最近「ケアラー」って言葉をよく見かけるようになりました。
ゲーム好きの私にとっては回復魔法の名前かな?って最初思ってたんですが、違いましたね(笑)
ケアラー=介護者
特に「ヤングケアラー」、「ビジネスケアラー」って言葉をニュースでも見ることがあります。
調べてみると、自分が当てはまってることを知りました!
同じような方もいるんじゃないでしょうか?
今回は、「ヤングケアラー」について話していきたいと思います😊
1.家族のお世話をする18歳未満の子供「ヤングケアラー」
ヤングケアラーとは、その名の通り18歳未満の大人が担うようなケア責任を引き受けたり、介護や家族のお世話をする子供です。
どんな人をヤングケアラーというのか、わかりやすい絵を発見しました!
私は半分は当てはまってましたね。
なぜピックアップされているのかというと、友達と遊びたくても家の用事があったり、責任に押しつぶされそうになったり、自分の時間が取れず学業に影響がでたりと社会問題になっているようです。
家族の世話のために自分の可能性を諦める子供をなくし、将来を自分で切り開いていけるようにと国や地域が取り組みを始めているようですね。
2.私はヤングケアラーであり、必要性を感じて看護師になった
私は5人きょうだいの長女で妹2人、弟2人、両親は共働きだったので小学3年生あたりからご飯を炊いたりしてお手伝いしていました。
きょうだいの中でも長男は、知的障害とてんかん発作を引き起こすこともあるため一人では生活できません。
中学生になってからも、小学生の妹や弟の授業参観には親の代わりに行ってました😊
周りからは「ちいママ」と呼ばれて浮かれてましたね(笑)
特に、中学生になってから両親が離婚したため、母の代わりに家事は担当していました。
高校生になってからも、吹奏楽部で夏休みも練習があり、きょうだいの面倒もみないといけなかったので、先生に相談し長男を高校へ一緒に連れて行ってたこともあります。
部活をしながら、夜はバイトもして家計を微力ながら支えてきました。
それが私の当たり前でした。
途中妹たちが思春期でいろいろヤンチャだったこともあり、警察にお世話になることもしばしば・・・。
警察から電話があっても高校生だった私は迎えに行くこともできず、母は働いていたので親戚に頼ったりもしていました。
その中で、このままでは経済的にも厳しいと感じたので看護師になりました。
看護師になってから、弟の学費を支払ったり、家計を支えてこれたのは良かったと感じています。
まとめ
いかがですか?
小さい時の家のお手伝いは、社会に出る前の練習になりますし良いことだと思います。
今は共働きも多く、家事をしたり、きょうだいが入ればお世話をするのは必然的なことですね。
問題視されているのは、疲労やストレスを感じていたり、孤立や孤独に悩んだり、働かざるおえない状況で学校に行けなくなったりする子供たちです。
ただ、そんな状況に気づかなかったり、心身が病んでいく前に気づけるかは難しい問題ですね。
私たちにできることはなんだろう?
まずは、自分たちが頼れる大人になるってことですね!
何かあった時に相談しやすい状態を作るのは大事だと思います。
各自治体で相談窓口も設置されているので、心当たりのある人や周りで心配な子がいればまずは相談していきましょう。
次回、「ビジネスケアラー」について書いていきます😊
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