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水素ガス吸引

30年以上前に乳がんで亡くなっているのだけど、ジャーナリストの千葉敦子さんという方がいた。若い頃に書店で「よく死ぬことはよく生きることだ」のタイトルに惹かれて千葉敦子さんを知った。
乳がんの闘病記だったのだけど、こんな強い女性がいるんだって病気のことよりも、千葉さんに魅力を感じて、彼女の本を全て読んだ。

当時はセカンドオピニオンなんて言葉もなかったはずだし、乳がんの再建手術も日本ではできない。千葉さんはニューヨークに移り住み、再建手術をし、死ぬまで仕事や趣味を楽しみ、若くして亡くなった。本の中には、ご自分の再建前、再建後の乳房写真、また抗癌剤の副作用で弱っていく様子が生々しく書かれていて、若かったわたしは衝撃を受けた。

自分が乳がんになった時、千葉敦子さんの本を思い出した。まさか、同じ再建手術をすることになるなんて。
千葉さんは食生活についても細かく書かれていて、確か悔やまれていたかと思う。野菜やフルーツを食べることの大切さ。しかし水でよく洗って農薬を落とすようにと。何分もオレンジを水に浸けている記述を読んで当時のわたしには他人事で「面倒くさいな〜」って。

農薬や食品添加物の恐ろしさを知っていたとしても、今の世の中、完全に避けることは難しい。
だけど朗報がある。それは水素。
水素水に浸けた野菜はシャッキリするし、添加物たっぷりのハムやウインナーも水素で茹でると、汚ないものが浮いてきて除去される。

そして水素ガス吸引療法は、先進医療として、すでに慶應大学病院で取り入れられている。
わたしたちの病気の根源は悪玉活性酸素。水素を体内に吸い込むと悪玉活性酸素のヒドロキシルラジカルと結びついて体内に排出される。

多くの疾患に効果があると沢山の論文も出ていて、何より薬ではないので副作用もない。病気の予防にもなるし、病気になったとしても支えになる。

再建手術はしたものの、わたしの胸はリコールになった。車と違って何の保障もない。千葉さんが生きていたらどうしたのかなって興味があるけど、わたしは先進医療を知ることができたので、安心できる。

水素について沢山の方に知ってもらえたら嬉しいなって心から思う。
今水素吸引しながら書いています(笑)

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