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"何もない"がある島

気づいたらあっという間に3ヶ月が経ってしまっていたけれど、
小浜島で過ごした大切な日々の想い出をここに綴っておこうと思います。

2023年11月末
RYT200(全米ヨガアライアンス)という資格を取得するため、私は小浜島に行きました。

正直インストラクターになるつもりは全くなくて
資格へのこだわりはなかったけれど

なんだか漠然とヨガ哲学に惹かれ
初めて耳にした"小浜島"という地での離島生活に惹かれ

自分の直感だけを信じて参加を決めました。

現地での対面授業の前にオンライン授業があり、
最初の授業から私はヨガとの運命を感じてしまって。

"yoga"はサンスクリット語で「結ぶ」を意味するのだけど、
これは私がもらった"りぼん"という名前の由来と同じでした。

私はここに導かれる運命だったんだと
初回授業から妙に腑に落ちてしまい。

今まで大切にしてきた考え方が、ここにはたくさん綴られていました。
授業を受ける度、どんどんヨガ哲学に惹かれていきました。

2ヶ月のオンライン授業を終え、
ついに始まった小浜島でのヨガ漬け生活。

産まれてからずっと東京で生きてきた私は
物心ついた頃からたくさんの情報に囲まれていました。

取り入れようとしなくたって日々色んな情報が入ってくる。
それに一喜一憂することだってしばしば。

小浜島にはコンビニもスーパーもなくて
実際に生活するとなったらすごく大変。

当たり前に過ごしてた東京での日常が
ここでは非日常だった。

でもね、綺麗な海と広い空を見ていたら
ああ私は今を生きているんだなって
自然とそんな気持ちになった。

外側に向いていた矢印が
自分の内側にフォーカスされて

頭の中でぐちゃぐちゃに絡まっていた糸が
すーっと解けていったの。

他の人と比べて
自分に足りないものを補おうと
必死になってしまうこともあるけれど

そんな自分をギュッと抱きしめて
あなたはもうすべて持っているよ、
って伝えてあげる。

ヨガを通して自分と対話ができた。

滞在中、一からクラスを考えて
実際にレッスンをする機会をいただいたのだけど
私の中でテーマはすぐに決まった。

"心と体のバランスを整える"

これは過去の自分に向けたクラスでした。

数年前に体調を崩してしまった時

大丈夫と心に言い聞かせて
無理矢理体を起こして
自分の本当の気持ちに蓋をしてた。

そうやって心の声を聞こえないふりをしてたら
本当に聞こえなくなってしまって

でもよくわからない涙が止まらなくて
自分が自分でなくなっちゃったみたいだった。

ある時急に過呼吸になってしまってね

今振り返ると体がSOSを出してくれて
心がボロボロになってるよって
教えてくれたんだなって。


今在る心の状態に目を向けること。

今在る体の状態を知ること。

今在る呼吸を感じること。

今在る瞬間を生きること。

心の健康と体の健康、
どちらか一方だけでは成り立たないことを身をもって感じた。

動ける体があって
喜怒哀楽を感じられる心がある。
これは本当に幸せなことです。

でも、誰かにとっての健康が
あなたにとっても健康とは限らない。
だから自分自身と対話をしながら
自分だけのバランスを知ることが大切だなと感じます。

長くなってしまいましたが
これから私はそんな想いを伝えていきたいです。


ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

自分をギューっとハグしてあげてくださいね。

ribon

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