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桜とエシカルな暮らしについて

4月、わたしの毎日はこれまでになく、めまぐるしく過ぎていく。

それでも桜だけは見たい(笑)
なんだか急かされるように、桜が咲き始めると、寸暇を縫って見に行こうとしてしまう。
それで休息をとるなんてことは、後回して出歩いていた。


咲き始めは安心して見守っていられるのだけれど、満開が近くなってくると、なんだかせつない気持ちになってしまう。
満開の桜を目にしているのに、これが過ぎると散ってしまうことをすでに名残惜しいと思うから・・・


4月6日、近所の桜。満開


高校生の頃、国語の教科書に「清貧の美」についてエッセイが載っていた。そこに満開の桜だけでなく、散った後の少し枝に残った桜の花にも日本人は美を感じる・・・みたいなことが書いてあって、
桜の時期には毎年思い出す。
そうすると、半ば強引に散った後もきれいなんだ、と感じようとしてしまうんだけれど(笑)


4月12日、琵琶湖にて。散り始め


今日はもう桜も散って、やっともう桜を見に行こうとしなくてもいい(笑)、落ち着いて休みにやろうと思っていたことを少しやった。


ベランダのミントを摘んで、ミントティーを淹れる。
それから少し部屋にも飾る。
植物を育てるのが苦手だという人だって、ミントなら簡単に育てられる。土に植えたら、勝手にどんどん増えてくれるし、
水に差しておくだけで、根っこも生えてきて、そのまま花瓶の中で育っていくし・・・



最近少し気温が上がって、部屋が暑くなるから焼けていなかったサツマイモをまとめてオーブンで蒸し焼きに。


そういえば、先日とっても素敵な暮らしの本を手に取って、でもパラパラめくって、自分と比べて心苦しくもなっていたのだけど(そして拗ねる)
今日、ミントティーをいれてみたり、
サツマイモをオーブンで焼こうと思ったのも、りっぱなエシカルな生活?


ちょっとだけ、無理なく、自己満足で取り入れられたらいいな・・・


その素敵な本は、梨田莉利子さんの『暮らしは楽しくエシカルに。』


気軽にね・・・と書いてくださっているのだけれど、まったくエシカルを意識できていない生活を送っているので、身につまされる。
一人が完璧にエシカルな生活を送るよりは、いろんな人ができる範囲だけでも取り入れていけば、その方が効果がでるのでは、とのことで、
微力ながらわたしもエシカルを意識していこうと思ったりしている。今はね…



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