『空青』を噛み締める
「空の青さを知る人よ」は最初に視たときに心の中に澄み渡る爽快感が広がった。
でも、その素晴らしさを言葉にすることは非常にありきたりなことのように思えた。『空青』を「本当の恋と愛を見つけ、失恋する話」と書くとそれはそれで含蓄のある、1つのまとめ方になるのだが、それでは自分の感じたこの作品の素晴らしさの半分であると思った。
何故なのだろう。
何回か見返し、監督のコメントを聞き、この作品の感じ方が人それぞれであるべきだということを感じた。「選択」の話とも確かに切り出せる。
そうした