みなさんはこの女性を知っていますか。女神ゲルマニアです。この女神はドイツ国家全体、あるいはドイツ民族共同体を擬人化した像で、19世紀のロマン主義の時代や、自由主義や統一ドイツへの希求が高まった1848年革命の時代によく描かれました。通常、カール大帝が所有したジュワユーズという名の剣を持っていたり、神聖ローマ帝国の帝国の帝冠を頭にかぶったりしていて、甲冑を身につけて、赤みを帯びたブロンド髪をたなびかせ金地に黒い鷲の紋章をあしらった中世の盾を構えています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「wikipedia ゲルマニア」

ゲルマニアは意志の女神

ちなみにゲルマニア以外にも国の擬人化はたくさんあります。イギリスならブリタニア、フランスならマリアンヌ、アメリカならコロンビアという具合です。たまたま私がドイツ好きなのでゲルマニアにしただけです。国の擬人化は何を表しているのでしょうか。それは、その国の国民の力への意志です。健全な国民は皆、自分たちの国民を世界一にするんだ、という意志を持っているはずです。（それぞれがこの意志を持っていなければ世界は進歩しないではないか！）ゲルマニアならゲルマン人を愛する人のドイツ帝国を世界一にするという意志です。同じ意志を持つ人々は同じ神に同じように敬礼し、自らの意志で団結し自ら意志で肉体と剣を磨き努力してきました。皆の顔が輝いていたのです。

各国家、民族の意志の神々たちの戦場。神聖なる戦場。意志と意志の戦い。人々は身を引き裂かれながらも、血を流しながらも。彼らは決して過去の不正によって平和という日々の糧を得ている偽善者ではなかった。命をかけているのだから。信念のために！

今の大衆は皆ほとんど自由に憧れているだけの奴隷で意志の神々の存在を忘れているようですが、再び生き生きとした神々の姿を取り戻すには世界に寄生するあらゆる偽善を打ち破らなければなりません。人々から意志の神々の信仰を奪ったのは何でしょうか？それは伝染病のように世界に寄生しています。もう黙ってはいられないのです。