凸凹繊細*繊細親子発達親子のお話相手
心理学を「身近に」そして「学校教科」に。学校の教科書として扱うにはこのお題かと思って紹介します。 更新は不定期ですが、主に16テストの内容を中心にまとまった内容をお届けする予定です。 当事者はもちろん、「心理学を正式な学校教科へ」願う関係者など幅広くご利用いただけます。
しばらくご部沙汰しておりました。m(_ _)m この度「インターネットの署名運動」を始めました。 【活動①:「共依存」をWHOが認める'正式な病気・障がい'へ】 かつて「マザコン(母親依存)」などという呼称で、単なる性格として片づけられたものです。 しかしインターネットやSNSの普及に伴い、多くの当事者や専門家が声を上げるようになりました。 「共依存」は簡単に言うと「人間関係の依存症」です。 だたし、アルコールを始めほかの依存症とは異なり「WHO
「先天性(生まれつき)」vs「後天性(後遺症)」 【先天性(生まれつき)】 ・感覚過敏の8割を占める ・発達障がい、HSPスペクトラム(繊細さん)に多い ・仮説はそれなりに存在するが、明解な原因は不明 【後天性(後遺症など)】 ・感覚過敏の2割と少数派 ・人によっては数ヶ月~年単位で症状(特徴)と向き合わなくてはいけない ・脳みそ関係の治療の後遺症(術後や服薬後の副作用)によるものがほとんど ・耳や目など感覚器官の治療に伴う後遺症もある ・有名人ではSUPER EIGHT
「食べられないには訳がある」 日本会食恐怖症克服支援協会代表理事の山口健太さんによると、「子どもがわがままで好き嫌いしているわけでも、親の育て方が悪いわけでもありません。食べられないには理由があります」と述べています。 特に、発達障がい、HSPスペクトラム(繊細さん)は'生まれつきの脳みその特徴'であるがゆえに感覚過敏などに伴う頑固な偏食はつきものです。 私自身も、いわゆる「炭酸系」の飲み物全ては大人になった今でも体が受け付けられません。また、「カフェイン系」もいまい
できることから始めよう!!【薬物療法】 最も手っ取り早いのが「自分に合った薬物療法」です。 西洋薬や漢方薬などあくまで「自分に合ったもの」を継続服用しましょう。特に、漢方薬は即効性はあまりありません。最低でも数ヶ月以上は飲み続けるしかありません。どちらにせよ、'自己判断による中止'はリバウンド(禁断症状)の観点からNGです。 副作用も気になりますが、それは飲み合わせなどが間違っている場合がほとんどです。かかりつけのお医者さんや薬剤師さんなどとまめに相談しましょう。 【
人生の黒幕はやはり「親(家族)」!? 今回はフィリッパ・ペリー先生著の『自分の親に読んでほしかった本』(日経新聞出版:英)の内容をもとにお話します。 こちらの書籍はすでにYoutubeなどの映像でも紹介されていますが、改めて児童心理学を身につけた私も含め、「全人類必読書」と言っても過言ではありません。 ずばりですが、結局「人生の黒幕はやはり'親(家族)'」だということです。 詳しくは別の書籍などの内容をもとにお話しますが、私も含め「発達障がい+HSPスペクトラム(繊
繰り返しになりますが、メンヘラ(精神系の問題)は「これを行えば治る」という確立された治療法はありません。しかし、「対症療法(その日その場しのぎ)」として薬物療法が有効です。 【西洋薬】 主に、発達障がい向けの西洋薬やてんかん向けの西洋薬があります。しかし、多くが「神経を鈍くする」もので、その'代償'として「ひどい眠気」、ないし「睡眠障がい(食う寝るだけの人生)」も覚悟しないといけません。当然、車の運転は「危険運転致死(飲酒運転と同じく重罪)」に当たるため、なお難しいで
いつもご覧いただきありがとうございます。 今回は「一番病」についてお話します。 当たり前ですが、人間も'生き物'である以上「勝負」は避けられません。 当たり前ですが、「人生は勝負」の繰り返しです。 「勝負(競争)」の感覚が身につくのは平均で4歳ごろだそうです。(ただし、個人差が大きいので早い子は3歳ぐらいから身につくそうです) ここで問題視されているのが、「一番病」です。 最近では、『正直不動産』に登場する神木さんというライバル営業マンがこの特徴を含
怒りのタイプを知ろう!! 「アンガーマネジメント診断」では、主に6種類の怒りの傾向を知ることができます。 診断結果に良し悪しはありません。16テストと同様、あくまでも自分の傾向を知る手がかりとしてどうぞ。 表が見にくくてすみません。(^-^; まずは、「アンガーマネジメント診断」( https://www.angermanagment.co.jp/ucanam )にアクセスして調べましょう。 設問に対して6つの選択肢から普段のあなたの考えや行動にかなり近いものを
「関わらない」行動も大切 「怒り」は本来、「怒る必要がある」と判断された場合どのような行動をとるかで変わります。 【関わる】 自分が「当事者」である場合や身近な人間関係に及ぶ場合は、思いっきり関わりましょう。 (例) ・仕事上、どうしても同期に言わなくてはいけないことがある ・子どもに教育上の理由があって、言う必要がある ・良好な人間関係を続けるために、言いにくいことだけど言わなくてはいけない 【関わらない】 自分が部外者など関わる必要のないものは'関わらない'が吉
「怒り」は大きく分けて「人」が原因のものと「できごと」が原因のものがあります。 しかし実際は、同じ人、できごとに遭遇しても毎回怒るわけではありません。 本当の怒りの原因は別のところにあります。 「怒り」の本当の原因は'自分の中にある「べき」'です。 「仕事はこうあるべき」、「家庭はこうあるべき」など挙げたらきりがありません。 '自分の中にある「べき」'が怒るかそうでないかの判断材料になっています。これが「『べき』の辞書」なのです。 しかしこの「『べき』の
「全て自分のせい…」の末路は「自己敗北性人格障がい」… 見出しのように「全て自分のせい…」思う人はいるはずです。少なくとも私自身もそうです。 この「懲罰的自己責任」はNPOあなたの居場所理事長の大空幸星さんよって発表された単語です。 昨今のインターネットの普及、長引く不況、発達障がいやHSPスペクトラム(繊細さん)の顕現化や長引くメンヘラ(精神系の問題)などに伴い、日本社会に普及したのがこれです。 「懲罰的自己責任」は、平たく言うと「全て自分のせい…」、「自業自得
さて、別のお仕事として「メル活(メールレディー)」を始めました。(*^ ^*) ここで「メル活(メールレディー)」のメリット・デメリットについてお話します。 「'メル活(メールレディー)'とは何ぞや?」という皆さんに説明しますと、「専用のサイトやアプリを用いて女性からお客様である男性へアプローチ(メッセージや電話)を進めながら報酬を得る」お仕事です。 【メリット】 ・働く敷居が低い →年齢・婚姻歴・立場・地域・時間は'一切'問いません。また、専用のサイトやアプリ
「同一関係」のメリット&デメリット 「自分がもう一人いたらな…」多くの人がそう思うでしょう。 16テストなどの心理学上、これに当たる人は「同一関係」と言います。 「同一関係」は16の気質特性の中で'自分のものと全く同じ気質特性'となります。 それでも、「持って生まれたもの(氏)」と「成長過程や周りの環境(育ち)」によっては'自分のものと全く同じ気質特性'でも男女差や世代差など多少の違いはあります。 【メリット】 ・「類は友を呼ぶ」法則から同じ気質特性のため、誤
さて、心理学の専門用語で「社会的参照行動」はご存じでしょうか? これは、赤ちゃんや子どもが「自分で判断できない状況にある時に、他者(大人)の表情や声などを手がかりに自分の行動を決めること」です。 その子どもたちの典型的な台詞が「なんで?」「なぜ?」です。 つまり、「なんで?」「なぜ?」は「あなた(他者)の考えを知りたい」「あなたの考えを理解したい」という好奇心欲です。 そして、その台詞やそのやりとりを通して、「(周りに確認してから行動した方が)安全かつ確実な
'怒り'は「百害あって一利なし」!? 結論としては、「百害あって一利なし」です。(笑) それでも過去に書きましたが、人間も'生き物の一種'である以上「防衛感情」として怒りが出ます。 【メリット】 ・やる気や気力になる →選手などは負けた悔しさや怒りをバネとして「次こそは勝つ!!」と闘志を燃やします。このように、怒りが「自分自身を鼓舞する(動かす)エネルギー」にすることができます。 ・真剣さ、必死さが伝わる →子どもが「命に関わる」ような危ないことをしたとき、親は怒り
「怒り」の裏にあるもの 何の前触れもなく怒ることは実は'あり得ません'。 「怒り」の裏には実は'隠された感情'があります。 その多くが、「一次感情」というマイナスの感情から間もなくか、あるいはしばらくたった後に怒りに変異することがほとんどです。 イラストの通り、「怒り」はあくまでも'氷山の一角'の「二次感情」でしかありません。 では、「一次感情」にはどのようなものがあるでしょうか? 不安 不満 いや(拒否) 苦しい 辛い 寂しい 心配 悲しい