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「Bless you」は言わないと失礼?

こんにちは!大学生Ryoです。

Q.くしゃみをした人に「Bless you.」と言わないのは失礼?


A.言わない場合もある

英語圏では、くしゃみをした人に対して「Bless you.」と一声かけるという習慣があることを認知している人は多いと思います。

ですが、誰かがくしゃみをした後に「Bless you.」と言わないといけないのか、という実際のところはよくわからない人も多いでしょう。

結論としては冒頭に記したように、全員が全員言うということはない、になります。

まずこれは、地域差や個人差があることがもちろん前提でのお話です。

この「Bless you.」と言う言葉は、もともと宗教的な概念からきているものではあるが、現在では信仰に関係なく使い、使われる言葉です。

僕はアメリカのワシントン州に住んでいますが、この辺りでは言わない人もいれば言う人もいるという感じです。

国籍や性別も問わずまちまちです。

なので、言わなかったから怒られるということや日本人なのに言ったら変に思われると言うことはありません。

①言われる確率が高い


高確率で言われる状況としては、「くしゃみの音がとても大きいまたは静かな状況下で、周囲の人であれば全員に聞こえる状況である」という場面です。

例えば、授業中に教室内に響き渡る大きさのくしゃみをしてしまった時は、ほとんどの場面において教授もしくは近くの席の人から「Bless you.」と言われます。

またサッカーの練習で、コーチが選手を集めて話をしている時(静かな状況)にくしゃみをするということも高い確率で言われます。

②言われる確率がそこそこ高い


次に確率がそこそこ高い状況としては、相手1人しかその空間にいない場合です。

くしゃみが聞こえる範囲内にその人しかいなかったり、密室に2人だけの場合についてはそこそこの確率で「Bless you.」を使います。

これはまぁ分かりやすく、自分以外に言う人がいないため自意識を持って言う人が多いのでしょう。

例えば2人で車に乗っている時や、教授と2人で面と向かって話をしている時などがこれにあたります。


③言われる確率が低い


言われる確率が低い場面としては、くしゃみか咳か区別がつかない大きさのくしゃみをした場合です。

「Bless you.」と言ったのに、「いや、咳だよ。」となると気まずいですよね。

日本ではくしゃみをなるべく目立たないようにしようとする人は多いと思います。

僕も時と場合によっては小さい音で済むよう努めます。ですが、アメリカでは基本的にくしゃみの大きさを気にしている人はいないように思うので、努力無用にも思います。



なんとなく「Bless you 」が登場する場面がお分かりいただけたかと思います。

冒頭にも述べたように、これはあくまで僕個人の体験談としてのもので、紳士の国イギリスでは「必ず言いなさい」と言われることがあるかもしれません。
(勝手な偏見です)

ですが、一つ言えることは、日本人である我々でも「言ったほうがいいかな?」と思ったら迷うことなく言っても大丈夫だし、反対に無理に「あっ、言わないと、」と思う必要もありません。

細かいことは気にするな、といったところですね!


では、また。

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