〇1ドルあたりの将来価値
→現在の1ドルの、将来の価値のこと

Future value of 1 (Future value of a single sum)の表から読み取ると、現在の1ドルは、金利年6％のもとでは4年後1.26248ドルと等しいということになる。

〇1ドルあたりの現在価値
→ある金利のもとで、将来の1ドルの現在の価値のこと

20××年の年末の1ドルが金利年6％のもとで、現在の何ドルと等しいかを考える。
言い換えると現在の何ドルを預金すると、20××年年末に1ドルになるか。

Present value of 1 (Present value of a single sum)の表から読み取ると、現在の0.79209ドルが20××年年末の1ドルと等しいということになる。

〇毎期末積立の将来価値
→ある金利のもとで毎期末に一定金額を定期的に積立てた場合、将来における合計金額のこと

20×1年から20×4年まで毎年年末に1ドルを定期的に積立てたとすると、20×4年の預金残高は何ドルになっているか。

Future value of an ordinary annuity of 1の表から、4.37462ドルということになる。

〇毎期末払いの現在価値
→ある金利水準のもとで毎期末に一定金額を定期的に支払う場合の現在の金額のこと

20×1年の年末から20×4年年末まで4年間、毎年年末に1ドルを定期的に支払う時、金利を6％とすると現在の何ドルと等しいか。

Present value of an ordinary annuity of 1の表から、3.46511ということになる。

〇毎期首積立の将来価値
→ある金利のもとで毎期首に一定金額を定期的に積立てた場合、将来における合計金額のこと
（毎期末積立の将来価値の係数を用いることで間接的に求めることができる）

20×2年年初から20×5年年初まで毎年年初に1ドルを定期的に積立てる時、金利6％とすると20×5年には預金が何ドルになっているか。

毎期首積立の将来価値=1期分加えた毎期末積立の係数-1

により求めることができる

Future amount of an ordinary annuity of 1の表より、5.63710（5期分）-1の4.63710であることが分かる。

〇毎期首支払の現在価値
→ある金利のもとで毎期首に一定金額を定期的に支払う場合の現在の金額のこと
（毎期末積立の将来価値の係数を用いることで間接的に求めることができる）

20×2年の年初から20×5年の年初まで毎年年初に1ドルを定期的に支払う時、金利を6％とすると現在の何ドルと等しいか。

毎期首支払いの現在価値=1期分差し引いた毎期末支払いの係数+1

により求めることができる

Present value of an ordinary annuity of 1の表より、2.67302（3期分）+1の3.67302であることが分かる。