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【あらすじ】風の中のマリア 読書記録40

風の中のマリア

百田尚樹


ハチのマリアが主人公の物語。

自分たちの城(巣)と生まれたての子供達を守るために毎日毎日狩りに出る。

巣立った仲間がその晩に帰ってこないこともよくある話。

帰ってこない仲間のことを嘆いている暇はない。

次の新しい戦士を育てるために、狩りに出るのが自分たちの使命なのだ。

自分の使命はなんだろうか。

自分は何に「命」を「使う」のか。


自分の一生はゲノムに命じられているのか。

ただ、ゲノムに命じられ機械的に使命にしたがって生きているわけではない。

そこには深い愛情と優しさを兼ね備えている。


自分の使命は何か。

何に命を使うのか。

自分のゲノムは自分をどう動かしているのか。

そんなことを考えている暇があったら明日を生き延びるためにしなければいけないことに備える。

城を守るためには自分の命を犠牲にすることすら厭わない。


自分の人生をかけてまで、自分の命が犠牲になるリスクがあってでもやりたいこと、やらなければいけないことは何か。




○読書記録





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