【Kampo opinion・[Ⅴ]/[12]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅴ章〜12節]
◉[アプリ制作版-Beginning]【Kampo opinion 〜 『いったい、私はどの様な体質なの!?』】〜、いよいよアプリに載せる診断法の解説[「東洋医学の方程式」を駆使して、「自身のsine(サイン)」を知る〜【第Ⅴ章/第12節】]
◉[第Ⅴ章]〜『瘀血(血滞・血燥・血分・血熱)証体質』/素因7分類、
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◉今回より、『7通りの素因体質』(【第Ⅴ章〜瘀血(血滞・血燥・血分・血熱)証体質】)の、影響を受け易い、「五行([五華/五志/五色/五液]と『瘀血証』の関係をピックアップし、「知るべき、自分の体質の査定〜『身体のsineサインを纏めてみます。
◉『五行(五華/五志/五色/五液)』と『瘀血証』の関係とは!?、
[5]〜『五華(五行)』(肝/心/脾/腎)関係
◆『爪💅』〜『肝』の華、
・[症状〜「爪💅の異常(欠ける/変形/縦筋)が起こる」⇒「肝のストックする血の不足」による ⇒『肝血虚証(「血虚」)』等。]
※[「病因」- 『外邪 -「風邪/燥邪」』、『内因 -「思/怒」』、『不内外因 -「ストレス/暴飲暴食」』等。
◆『顔(面)』〜『心』の華、
・[症状〜「顔🌝が火照る」⇒『肝気鬱結/肝火上炎(血熱)』等。]
※[「病因」- 『外邪 -「風邪/燥邪」』、『内因 -「憂/怒」』、『不内外因 -「ストレス/暴飲暴食」』等。
◆『唇💋』〜『脾』の華、
・[症状〜「唇💋が乾く/皮が剥げる」⇒『脾虚肝実の始まり(血滞)』。]
※[「病因」- 『外邪 -「湿邪/燥邪」』、『内因 -「思/怒」』、『不内外因 -「ストレス/冷食・暴飲暴食」』等。
※[症状として、「唇が荒れる/口角が裂ける(胃気の下降不足を伴う場合)」。]
◆『髪🪮』〜『腎』の華、
・[症状〜「髪🪮が墜ちる/抜け毛」⇒「腎陰虚証/腎精不足(血燥)」]
※[「病因」- 『外邪 -「風邪/燥邪」』、『内因 -「怒/恐/怖」』、『不内外因 -「ストレス/プレッシャー」』等。
※[症状として、「抜け毛/髪がはじける(髪🪮の潤いが無くなる)」。]
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[6]〜『五志(五行)』(肝/心/脾/腎)関係
◆『怒』〜『肝』の志、
・[症状〜「イライラする/ヒステリー/怒りっぽくなる」が起こる」。
『怒』は『肝の感情』⇒性質『陽』(分類)であり、「血を騒がす」感情である 等。]
※[「病因」- 『外邪 -「風邪/燥邪」』、『内因 -「怒」』、『不内外因 -「ストレス/労逸/房事過多」』等。 結果として、…『血滞/血熱』を生む。
◆『憂』〜『心』の志、
・[症状〜「心配性である/憂う/取り越し苦労)が起こる」。
『憂』は『心の感情』⇒性質『陰』(分類)であり、長期に影響すると「血を滞らせる」感情である 等。]結果、『血滞』を生む。
※[「病因」- 『外邪 -「暑邪/燥邪」』、『内因 -「憂/怒」』、『不内外因 -「ストレス/労逸/房事過多」』等。
◆『思』〜『脾』の志、
・[症状〜「物思いに更ける/思い込みが激しい」が起こる」。
『思』は『脾の感情』⇒性質『陰と陽』(分類)であり、長期に影響すると「血を滞らせる」感情である 等。]結果、『血滞』を生む。
※[「病因」- 『外邪 -「暑邪/湿邪」』、『内因 -「憂/怒」』、『不内外因 -「ストレス/暴飲暴食/恋愛過多」』等。
◆『恐/怖』〜『腎』の志、
・[症状〜「怖がりである/驚き易い/二枚舌」が起こる」。
『恐/怖』は『腎の感情』⇒性質『陰』(分類)であり、長期に影響すると「血を滞らせる」感情である 等。]結果、『血滞』を生む。
※[「病因」- 『外邪 -「寒邪/燥邪」』、『内因 -「恐/怖」』、『不内外因 -「ストレス/プレッシャー/房事過多」』等。
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[7]〜『五色(五行)』
◆『青🔵』〜『肝』の色、
・[症状〜「青褪めた顔色/少し暗い顔色」が起こる場合」。
『青🔵』は『肝の色』⇒性質『陰』(分類)であり、「血の滞り」に現れる肌色である。]
※[「病因」- 『外邪 -「風邪/湿邪」』、『内因 -「憂/怒」』、『不内外因 -「ストレス/労逸/暴飲暴食」』等。 結果として、…『血滞』を生む。
◆『赤🔴』〜『心』の色、
・[症状〜「赤ら顔/火照っている顔色」が起こる場合」。
『赤🔴』は『心の色』⇒性質『陽』(分類)であり、「血に熱を帯びた」時に現れる顔色である。]
※[「病因」- 『外邪 -「風邪/暑邪」』、『内因 -「憂/怒」』、『不内外因 -「ストレス/労逸/暴飲暴食」』等。 結果として、…『血熱』を生む。
◆『黄🟡』〜『脾』の色、
・[症状〜「肌の色が黄色い/黄疸の顔色」が起こる場合」。
『黄🟡』は『脾の色』⇒性質『中』(分類)であり、「血が癪する」時に現れる肌色である。]
※[「病因」- 『外邪 -「湿邪/暑邪」』、『内因 -「憂/思」』、『不内外因 -「労逸/暴飲暴食(酸味の食べ過ぎ)」』等。 結果として、『血癪』を生む。
◆『肺⚪』〜『肺』の色、
・[症状〜「肌の色が白い/薄幸美人」に現れる場合」。
『肺⚪』は『肺の色』⇒性質『陰』(分類)であり、「血が不足する」時に現れる肌色である。]
※[「病因」- 『外邪 -「寒邪」』、『内因 -「憂/思」』、『不内外因 -「ストレス/労逸/暴飲暴食(少食/冷食)」』等。 結果として、『血虚』を生む。
◆『黒⚫』〜『腎』の色、
・[症状〜「肌の色が黒い/すすがかった肌色」に現れる場合」。
『黒⚫』は『腎の色』⇒性質『陽』(分類)であり、「血が枯渇する」時に現れる肌色である。]
※[「病因」- 『外邪 -「寒邪」』、『内因 -「憂/恐/怖」』、『不内外因 -「ストレス/労逸/暴飲暴食/房事過多」』等。 結果として、『血燥』を生む。
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[8]〜『五主(五行)』
◆『筋(腱)』〜『肝』の主、
・[症状〜「筋・腱の痙攣/筋肉痛/筋力低下」が起こる場合」。
『筋(腱)』は『肝の主』⇒性質『陽』(分類)であり、「血の滞り」に現れる症状である。]
※[「病因」- 『外邪 -「風邪/湿邪」』、『内因 -「憂/怒」』、『不内外因 -「房事過多/労逸/暴飲暴食」』等。 結果として、…『血滞』を生む。
◆『脈(血管)』〜『心』の主、
・[症状〜「心臓疾患/静脈瘤/毛細血管の損傷(痣)」が起こる場合」。
『脈(血管)』は『心の色』⇒性質『陽』(分類)であり、「血が慢性的に熱を帯びた」時に現れる症状である。]
※[「病因」- 『外邪 -「燥邪/暑邪」』、『内因 -「憂/怒」』、『不内外因 -「ストレス/労逸/暴飲暴食」』等。 結果として、…『血熱』を生む。
◆『肌肉(脂肪組織)』〜『脾』の主、
・[症状〜「身体が太る/体重の変動/ニキビ」が起こる場合」。
『肌肉』は『脾の主』⇒性質『中』(分類)であり、「血が各所に癪する」時に現れる症状である。]
※[「病因」- 『外邪 -「湿邪/暑邪」』、『内因 -「憂/思」』、『不内外因 -「労逸/暴飲暴食(甘味/脂味の食べ過ぎ)」』。 結果として、『血癪』を生む。
◆『皮(膚)』〜『肺』の主、
・[症状〜「肌の色が白い/薄幸美人」に現れる場合」。
『皮(膚)』は『肺の主』⇒性質『陰』(分類)であり、「血が不足する」時に現れる肌色である。]
※[「病因」- 『外邪 -「寒邪」』、『内因 -「憂/悲」』、『不内外因 -「ストレス/労逸/暴飲暴食(少食/冷食)」』等。 結果として、『血虚』を生む。
◆『骨🦴』〜『腎』の主、
・[症状〜「骨粗鬆症/関節疾患(硬化症)」に現れる場合」。
『骨🦴』は『腎の主』⇒性質『陰』(分類)であり、「骨が脆くなる」時に現れる症状である。]
※[「病因」- 『外邪 -「寒邪」』、『内因 -「憂/恐/怖」』、『不内外因 -「ストレス/労逸/暴飲暴食/房事過多」』等。 結果として、『血燥』を生む。
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次回、…
●【Kampoの章・[Ⅴ]/[13]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅴ章〜13節(最終節)]「7種の体質/瘀血(血滞・血燥・血分・血熱)証・後書き⑬」へ、続く…。
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