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大学職員の職場の人間関係などについて(どんな人が働いているの?)

今回は大学職員の職場の人間関係や雰囲気、どういった人が働いているのか、についてお伝えしていきます。こういった生の現場を知りたい人もいると思うので、ぜひ参考にしてください。


①大学職員はどういった人が働いているの?

まず大学職員はどういった人が働いているのか、そちらから説明していきます。といってもあくまで今までの自分の周りやどういった志望者がいるのか、という情報になりますが。
全体的に一般企業と比べておおらかな人が多いと思います。これはたぶん業務に対するプレッシャーの違いからゆったりしている人が多いと思います。もちろん中にはバリバリ仕事をしたい、という職員もいるかもしれませんが、そういった意識があると職場の雰囲気にギャップを感じ、それがストレスになると思います。同じ職場にそういった人が複数いれば想いが共有できますが、なかなか職員の中にはそういった人はいないと思います。かといって現在働いている職員に向上心が全くないわけではないですし、大学に対する問題意識は持っていると思いますので、温度差の違い、と思ってください。

②年齢や入った時期によってもタイプが異なる!?

全員が全員このようなタイプというわけではないですが、ここ数年で入職している方は比較的能力が高いような気がします。数百倍という倍率を突破するだけの経歴や採用試験の際の工夫をしてきているだけあります。ただし、その中には①にもある通り、バリバリ仕事人間の場合大学職員の雰囲気に合わず現実は違ったといって辞めてしまうパターンもあるそうです。
また、比較的年配の方にありがちなのが、事なかれ主義の現状維持タイプです。入学者減少などの課題に対して危機感を抱くことなく、今まで通り自分のやりやすいようにやりたいタイプの方もいました。そういった方々の時代は特に大学職員が人気の職業ということはなく、どちらかというとマイナーな部類でした。ですので、今ほど競争して入職することなく業務に従事し、教員や文科省の言うことを正確に行うことが当時の求められていたことでした。ですので、時代の流れに対応できている年配の方は大変すばらしいと思いますが、取り残されている方がいるのも事実です。そういった方は自分の定年まで問題を起こさず業務を終えることに必死のようでした。

③やっぱり卒業生は一定数いる!?

やはりその大学を卒業してからそこの職員になる方は一定数いるようです。卒業生は学内の勝手がわかっていて外から来た人より飲み込みが早いです。そして同窓会という卒業後のまとめ役を担うことがあります。そうした役割をやってくれるのは外様からしたら大変助かります。
ただ、卒業生で職員を固めてしまうと組織の変化が大変なので、最近では一定数卒業生以外を採用するようにしている大学もあります。

(余談)私の過去の許せなかった職場の人間について

いきなりこんな小見出しで大学職員を目指す人が減るかもしれませんが、話半分で読んでいただければ(笑)
面接では言っていませんが、私が以前の大学を退職したのは職場の上司が許せなかったためです。転職を決意したきっかけは新型コロナウイルスの対応でした。私は教務だったためオンライン授業の実施のために今までやったことのない作業に日々追われていました。同じ部署の上司はそれを見て見ぬふりをして一切関わろうとしませんでした。そして私は過労で倒れ二日間仕事ができませんでした。
そうしたことがあってもその上司はオンライン授業には一切関わろうとしませんでした。そしてそれに対して他の職員は特に何も言いませんでした。さすがにこうした現状は間違っていると私は強く思いました。職場は個人の力で変えることはできない、そう感じた私は転職を決意しました。オンライン授業をゼロからスタートした実績があったので、とにかく面接でアピールしまくりました(笑) これでどこも認めてくれなければ私の力不足であると認め、嫌だと思っても仕方なくこの大学にとどまろう、と思っていました。
結果的にご縁があり、今の大学で働くことができました。そして、そうした人間関係があったので、今の職場では大変満足していますし、そうそう人間関係に対して不満を言うこともないと思います。


まとめ・おわりに

いかがでしたでしょうか?
なんとなく大学でどんな職員が働いているかイメージが湧いたでしょうか?
結局は個々のパーソナリティによる、というどこの職場でも同じことなのですが、職場の雰囲気としては穏やかで皆さん優しい方が多いと思います。
正直どこの職場にも人間関係での不満はあります。そうした中では現在では恵まれていると私は感じます。もし現状の職場の人間関係に不満があるのであれば他の人に話してみてください。もしかしたら自分より酷いケースがあるかもしれません。
ただ、働き方に関しては足を使って数字を稼ぐ、とかそういったやればやるほど成果に現れるような働き方でなく、どちらかというと業務の正確さと頭を使って話し合い組織で進んでいく、そんな感じだと思います。
ですので、そういった環境で働きたい、という方はぜひとも大学職員を目指してみてください。

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