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大切にしてきたこと。これからも大切にしたいこと。

 出産前、小児科の先生の講話で
「親って勝手なんですよ。こどもはいつもお父さんお母さんの笑顔でたくさんのことを頑張るんですよ」
というお話を聞きました。
 赤ちゃんの頃はおしっこやうんちがでただけで褒められて、ご飯も食べられるようになって褒められていたのに何歳になったからオムツは卒業。何歳になったから手で食べたらおかしいよ!と言われるようになる。子どもってたいへんなんですよ!!でも、できるようになったときのお父さんお母さんの笑顔が嬉しいからこどもは一生懸命がんばるんですよ。だからできるようになるまで、たくさん褒めて、励まして、できるようになったらたくさん喜んであげてください。というような内容のお話を聞かせて頂きました。
 私はその頃保育園で10年近く栄養士として働いていました。2~3歳の子はトイレトレーニングをしていましたし、5歳くらいになるとほとんどのお子さんはお箸をじょうずに使えていました。年齢に応じて練習していくことでできるようになっていくことに感動の日々でしたが、小児科の先生のお話を聞いて子どもってすごくけなげで、まっすぐなんだなぁと胸があつくなりました。
 すんなりできることもあれば、できないこともありますね。子どものペースであたたかく見守るって月単位だったり、年単位だったりそれぞれですが、本当にあっていう間ですね。
 もうお一人、子どもが小さい頃親子で毎日のように遊びに通っていた地域の支援センターでは、ベテランのおおらかな保育士の先生から、いつまでもオムツをしてるわけじゃないし、いつまでも食べさせてあげるわけじゃないから焦らなくていいんだよ。と笑顔で言われるだけで、ゆったりした気持ちで未就学児時期の楽しい時間を過ごせたように思います。
 私は素敵な言葉を頂きながら子育てのスタートができたので、それなりに悩むことや、失敗は日々ありましたが、ゆったり向き合えていたように思います。
 これからまだまだ新しい世界にでていく子どもたち、私は心配性なので、心の中はたくさんの心配であふれていますが、これからも子ども達のことをゆっくりあたたかく見守りたいと思っています。
 このお二人の言葉は、お食事の悩みにもつうじるところがたくさんあり、相談業務の時はいつも、このお二人の先生の素敵な言葉をおもいだしながら、娘が地味なおやつの前でダブルピースをする写真を見てから仕事に入ります。

黒豆とお芋の茶巾と🍌
いつもこんな地味なおやつでした。

 今もお菓子よりこんな地味なおやつが大好きです(笑)
 もし、一生懸命になりすぎて疲れてしまっている方がいたら、届けばいいなと思い、今日は書かせて頂きました。どなたかの心に届きますように♡ 
最後までお読み頂きありがとうございました。

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