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子どもの漢字練習が異文化理解のきっかけだった話

夜、子どもたちが寝静まった後の楽しみになっているママ友たちとのLINEのやりとり。

先日も、息子たちの漢字練習ノートの自作例文が傑作なので、互いに写メを送り合って楽しんでいた。

「夏」
夏休みにビールをのんだ(お酒は20になってからだよ💦)

「山」
山男がかぞくで山にきた(え?)

「岩」
岩を口にいれました(え?え?)

「弱」
コロナの弱点は毛あらい
(→手あらいの間違え)

「止」
Aくんが赤しんごうで止まらなかった。
(めちゃ優秀なAくんのルール違反、息子のお友達は見逃さなかったのね)

「2年生男子は自由な発想でいいねー。癒された!」とひとしきりやりとりを楽しんだ翌朝。

息子に、「昨日ママたち、そっと漢字ノートの例文確認しあったんだけど。Aくん赤信号で止まらなかったことがあったんだ?」と伝えたら。

息子「Aくんはイギリスに住んでたからだよ。イギリス人は、信号が赤だからっていう理由じゃ止まらないんでしょ?」

はっ。

そう言えば、私も信号無視する時、「イギリス式にした」と息子に言い訳してたっけ。。

赤信号のときは渡らないよね?って集団圧力がかかるのは日本独特なもので。

だからこそ、ビートたけしさんの「赤信号みんなで渡れば怖くない」のギャグも成立するのだけれど。

イギリスあたりだと、明らかに車が来ないのに待つのは野暮で、自分の頭できちんと判断するんだよね。。

ママ友達に、Aくんの行動は、異文化理解につながる奥深い行動だったことをお伝えしたところ。昨夜の笑い、ウケるのスタンプから一転、感動、驚きのスタンプへ。

子どもたちの間にも静かに流れ始めた国際化の風を感じた出来事でした。

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