いつも機嫌よく仕事をするために モチベーションの保ち方2

いつも元気だよね〜いつもポジティブだよね〜ってよく言われます。
でも本当はネガティブでして、技術でカバーしてます。

仕事のモチベーションを高く保つためには、いくつかのステップが必要です。
・まず、心身が健康であること。
・さらに、マインドがポジティブであること。
・そして、夢中になれる仕事があること。
・最後に、心身にダメージを受けても、ちゃんとすぐリカバリーできること。

今回はモチベーションキープのおおもとのおおもと、心身の健康について書いていきます。

ショートスリーパーで体力が自慢だった昭和感あふれる私も、30代半ば頃からは気づいたら体調がおかしくなっていたり、大きな仕事が一段落ついたらいきなり高熱が出たり…ちょっとした不調を繰り返してきました。
そして数年前、とうとうどうにもこうにも起き上がれなくなり、会社を二週間休みました。

起き上がれなくなる前に絶対なにか身体からサインが出ていたはずなのに、見過ごしていたのか、無意識に封じ込めていたんだと思います。

回りを見ていても、頑張り屋であればあるほど、ちょっとした不調を我慢したり、気づかないふりをしたりしてやり過ごしている人が多いように思います。

ここでの「身体が健康である」とは、身体に不具合(痛みやしびれ、なんとなく重苦しい、お腹を壊しているなども含めて)がないことと定義します。

1)まず、身体に不具合があって、原因がわかっている人は症状と原因どちらも治しましょう。
たとえば、虫歯で歯が痛い、などです。
忙しいのはわかります。病院の待ち時間が嫌いなのもわかります。
でも、軽いうちに治した方が結果的に効率がいいです。

症状自体を治したら、原因も治しましょう。
たとえば寝る前にお茶を飲みながらつい甘いものをつまんでそのまま寝落ちすることが多いなら、寝る前にお茶を飲む習慣をやめるか、甘いものを家に置かないようにする、などです。


2)原因はわからないが不具合があるときは、まず思いつく原因から潰していきます。

例:突然激しい頭痛があり、病院にかかっても原因不明なとき

ー身体的な問題か、心の問題か確認
(メンタル面の調子がいいときでも起きるか?を確認)

ー身体的な問題の場合、頭自体に原因があるか?を確認(医療機関でCTやMRIなど詳しく検査する)

ー身体的な問題で頭自体に問題がない場合、その周囲、肩や首に問題がないか?を確認
(例えば首をもみほぐすとましになるか、肩をもみほぐすとましになるか)

ー身体的な問題で頭に問題がなく、周囲にも問題がない場合、もう少し大きな範囲に問題がないか?を確認(例えば姿勢を正すとましになるか)

ー身体的な問題で頭には問題がなく、周囲の部位にも問題が見つからない場合、それ以外の部位に問題がないかを確認
(例えば足を組むのをやめたり歩き方を修正したりするとましになるか、立ち仕事でこまめに休みをはさむとましになるか、など)

こんな感じで思いつく限り色々つぶしていきます。
ただ、どれをやってもましになる気がしたりします…。


3)2)をやってもよくわからないときは、とにかく記録をつけます。

毎日、食べたもの、起きた時間と寝た時間、起きたこと(家族と喧嘩したとか、関係なさそうなことも全部)、通勤電車の混雑具合、出勤時間と退勤時間、接した人、やった仕事、思ったことなどとにかくなんでもメモします。体調も忘れず記録します。

1週間〜2週間ためると、どんなときに体調がよく、どんなときに悪いか見えてきます。

例えば私の場合、体調が振るわない日は前日に酒量が多かった日だと思いこんでいたのですが、実際に記録をつけてみると前日の睡眠時間が短い日だとわかりました。

この3ステップをまず実施することで、自分の体調の癖を知ります。

これによって睡眠時間が短かった日の翌日は「今日は早めに寝よう」と自分で予防行動を取ることができたり、「今日パフォーマンスが悪いのは睡眠時間が短いからで、私の能力が低いわけではない」と自分に言い聞かせることができたりするので、心身のコンディションを良好にキープできます。

この行程をちゃんとやるのはすごく面倒ですが、不具合からの修正がしやすくなるのでぜひおためしを!


次は「心身にダメージを受けても、ちゃんとすぐリカバリーできるようにするためにやること」をお届けします。

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