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毎日が病みあがり

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2021年9月の記事一覧

かぼちゃ

かぼちゃ

 子どもの頃、食卓に上るかぼちゃは、醤油とみりんで煮付けられていた。それ以外の調理法はないのだと思っていた。見るからにゴツゴツと硬そうな皮は、ちょっとやそっとじゃ切れるとは思えず、薪割りみたいにオノとかナタで切るんだろうと思っていた。ねっとりとした食感と甘いような苦いような味はピーマンよりも苦手で、口中の水分が持っていかれる焼き芋と同じくらい「好きじゃないけど出されたから食べる」ものだった。女性の

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ごじあい

ごじあい

おばさんの合言葉、それは「ご自愛ください」である。
ご自愛とは、自分を大事にする、労る、愛でる、ということ(意訳)だ。
でも、おばさんでなくても、みんなご自愛して欲しい。

「女は弱し、されど母は強し」誰が言ったか知らないが、そんなわけないだろう、と思う。それは社会のムードがそういう虚像を作り上げただけで、ひとくくりにすんなよ、と腹が立つ。男だから強くなくてはと思わされてきた男性も、女だからとか女

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ぱんぱん

パンが好きだ。しかし、おいしいと評判の店を訪ね歩くような時間もお小遣いもなく、毎日仕事帰りに寄るスーパーで、100円パンや袋に入った菓子パンなどを買って食べる。近所のスーパーの棚にあるパンは一度は食べてみたことのあるものばかりで、新しい味を欲している。

先日、『マツコの知らない世界』で見た、ローカルパンに憧れる。長野県の「牛乳パン」や、沖縄県の「ゼブラパン」、それから富山県の「翡翠パン」に岩手県

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むしむし

むしむし

先週末、どうしても庭の草を抜きたかった。ボウボウに生えたヨモギやミントの他に、名前も知らない雑草がびっしりと生えている。2ヶ月くらい前にヒーヒー言いながら抜いて、庭が平坦になっていたというのに。猛暑とはいえ、結構雨も続いたので、水分と光合成でグイグイ伸びてきている。

午前6時半にスタートして、一通り終えたのが午前11時。地面の草だけでなく、木々に絡まったアイビーも、蔓ごと引っ張って、結構な量を切

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くちぶえ

くちぶえ

体がどんどん衰えておる。片足立ちができなくて愕然としたり、前屈で指先が床に着いてホッとしたり、ちょっとした変化に一喜一憂する今日この頃。細かい筋肉も硬くなっているようで、指先が曲がらないし、曲げると痛い。日頃、キーボードをバシバシ叩いているせいで指が痛いのかと思っていたのだが、単純に体が硬くて痛んでいたのだった。

一人暮らしをしていた頃、気分がいい時、鼻歌を歌ったり口笛を吹いたりしていた。気づけ

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どうぶつ

どうぶつ

今日は、オンラインお絵かきサークル「夜に絵を描く」の日だった。お題の中で「どうぶつ」というのがあって、わたしはパンダを描いた。

TikTokでフォローしているのだが、パンダが何かを食べている動画ばかりをアップしている人がいる。パンダの食欲は旺盛で、竹をバリバリと噛み砕く。まだ若い、たけのこから竹に変わるくらいの茶色の皮がついた柔らかそうな竹だけでなく、青々と堅そうなものまで、バリッガリっ、シャク

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せっかく

せっかく

中秋の名月が夜空に浮かぶ。中秋の名月が満月だったのは8年ぶりだそうだ。死ぬまでにあと何回見ることができるだろうか、と考えることが増えた。でも、よく考えてみれば、明日死ねば0回だし、120歳まで生きていたとしても、天候や体調やロケーションなどの条件が揃わなければ見ることはできない。そう考えると、今回は『見られてラッキー』くらいに思っていた方がいいってことかな。

15年以上も前の話で詳細を覚えていな

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こんなひ

こんなひ

ダメな一日。こんな日もあるさ。

すうがく

すうがく

今日、わたしは数学の授業を受けた。数学、と言うよりも「数学の世界」と言ったほうがいい。数式の概念の話を聞いた。教えてくれたのは高校の数学の先生だ。

わたしは数学が苦手で、嫌いだ。高校を卒業して以来、数学には一切触れていない。単純な四則計算はするけれど、関数とか因数分解とか、今日の話題に出てくるまで全部忘れていた。それでも生きてこられた。

先生は「完全数」についての話を始めた。話の内容についてい

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はかいし

はかいし

墓参りの夢を見た。厳密に言うと墓に参る夢ではなく、「墓参りに行きたい」とオットにリクエストする夢である。

夢の中で「お墓参りに行きたいんだけど」と頼むと、オットはコクリとうなずき、「わかった」と言った。こんなにもあっさりとオッケーしてくれるなんて、とわたしは嬉しかった。なぜなら、ここ10年「お墓参りに行きたい」と言い出せずにいたからだ。

オットの実家のお墓は離島にある。行くとなったら何ヶ月も前

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めもれよ

めもれよ

夕食を作りながら、考え事をしていた。「あ、このことをnoteに書こう。今日のnoteは長文になるぞ」と思った。

夕食が終わって、お風呂に入って、さあ書こうと思ったのに「????」。何を考えていたのか、完全に忘れてしまっていた。映画『君の中は』で、掌に名前を書こうとした途端に世界が変わってしまって、次の瞬間にはもう名前を思い出せない。あの感じだ。今日だけではない。ここ数年、数限りなくこの現象が続い

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ふっかつ

ふっかつ

自分の輪郭が戻ってきた。おとといのワクチン接種からまる2日、とにかく頭が痛くて、熱がモヤモヤと続いていた。熱といっても37.4℃よりも上にはいかないのだから、本当に悔しい。38℃以上の熱が出たなら、細胞がリフレッシュされる可能性もあるのになあ。

視界がぼやけて、足が地面にしっかりと立たない感じ。布団に横になっても頭痛が酷くてイライラする。輪郭がはっきりしない自分を持て余す。

貧乏性なので、寝て

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ふしぶし

ふしぶし

昨夜はほとんど眠れなかった。身体中の節々が傷んだからだ。熱はそこまで高くない。朝起きて測ったら37.3℃だった。職場のガイドラインは37.5℃なので、休む理由にもならない。

今日は台風が直撃するというので、小中学校は休校、県立高校もほとんどが休校、わたしの勤めるフリースクールの連携高校も、完全オンライン学習。だが、なぜかフリースクールの先生は「来れる人はぜひ来てください!」と声をかけた。

実は

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はんはん

はんはん

ワクチン接種、2回目である。もう周囲の人たちの「2回目は大抵副反応が出るよ」とか「カロナールを注射の直後に飲むのよ」とか、なんだかんだと予備知識を植え付けられ、午前10時、恐る恐る病院へ向かった。

1回目とは違うクリニックである。チクッとしますよーと言われて、本当にチクッとしたし、ワクチンを押し込まれているのがわかるくらいの痛みがあった。

午後になって徐々に肩のあたりが張ってきた。そして、なぜ

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